オリジナルではない
★★★☆☆
児童ポルノを規制すべしとアグネス・チャンや石原慎太郎が社会の良識と称して大声を張り上げているせいか、AV業界はどんどん萎縮している。まあ、正論なんだろうけど、本人たちは昔の自分の作品のことも反省してもらいたいね。
業界が反省しなきゃならないのはローティーンにきわどいものを着せて撮った作品のことで、これは昔の単に胸が控えめの成人女性の出演している作品です。
で、この作品にもその社会の良識が影を落としていて、オリジナルにあったシーンはごっそりカットされています。男優演じるコーチが女優さん達のブルマーを脱がせたりするのはダメ。ましてや腰なんかふっちゃ話にならない。三連発なんて犯罪そのもの。でも昔はこの作品も映倫を通って市販されていたわけだし、そこまでしなきゃならんのかな。少なくともセーラー服を脱がしたりするシーンがあればアウトかもしれないが、映倫の指導があったのかもしれないけど、オリジナルにもなかった。
社会の規範意識が変わったから再発売するなら新しい基準で、というのはわかるけどオリジナルを知っているだけにがっかりです。
あと尺がたりないからと言って関係のない作品を押しこむのはかんべんして欲しい。女優さんが可愛ければともかく、趣味じゃないとうんざりです。
でも、森村あすかさんのかわいらしさに免じて星3つです。