美とは深さ
★★★★★
鼻くそをほじくっていると、どんどん奥のほうに入ってしまい取れなくなってしまうことがある。
鼻くそはそれが困るのだが、音楽はそうでないと困る。
zappaを聴いた事が無ければ、ここからド〜ゾ。
★★★★★
大抵の雑誌、ネット上でのzappa特集などでは、お勧め盤として取り上げられる作品。
イギリスのファンジン・・(だっけかな・・?)でも一番好きなzappaのアルバムとして、一位に輝いていました。
確かに、zappa特有の未完成感が非常に高いレヴェルで存在していますね。
一曲目の「インカ・ローズ」はファンの間で人気の楽曲、う〜ん、確かに素晴らしい出来!!
一曲、一曲を取り上げての解説は省きますが、これは、ロックの金字塔的アルバムとして、是非とも抑えて起きたい一枚でしょう。
もし、これを聴いて気に入らなければ、まぁ、他のアルバムも無理でしょうね。
そのくらいの代表作だと思いますよ。
奇跡的作品
★★★★★
75年発表。THE MOTHERS OF INVENTION名義の作品。
FRANK ZAPPAのギターを中心に、なめらかな音の印象とは裏腹な堅固としかいいようのないアンサンブルを作り上げている。
超絶変拍子アンサンブルは1曲目から全開。さらには、ポップな聴き心地すらある隙の無さ。ナンセンスな歌詞に乗せて、飛びきりのギターソロやハイテクアンサンブルの競演が惜しげなく繰り広げられる。豊かな音楽が生き生きと繰り広げられている大傑作。
古びることのない豊穣なるロックであり、遊んでいるのに隙がないという達人の技。
70年代には奇跡がいくつか起こったそうだが、この音を聴くとそれを信じる気になってしまう。
個性が響きあう
★★★★★
個人的に同時期の作品で最もZappaらしさを求めるとすれば(らしさに定義はありませんが...
...)、余裕や遊び心満点なアポストロフィになりますが、本作にはジョージ・デュークを
始めとしてルース・アンダーウッド、ナポレオン・マーフィー・ブロック、チェスター・トン
プソン等等...歴代マザーズの中でも一流のプレーヤー達の共演により比類ない緊張感と完成
度を擁しているので、ただ単にZappaらしさが好きな部分とは違う意味で偏愛して止まない
一枚です。
兎にも角にも上記のメンバーの演奏能力は見事なもので、とりわけジョージ・デュークはやは
り凄い人だ。この人にはホント独特の音空間認識能力為るものがあるんでしょう。パズルの
ピースを埋め込むように(枠のないフィーリング上のパズル)、絶妙すぎるタッチで曲自体を
一段も二段も上のハイセンスなものにしてくれます。
そしてもう一人好きなのは紅一点ルース・アンダーウッドだ。。。彼女の弾力的で創造的なマ
リンバが本作に齎す貢献度は計り知れないです。
一切無駄がなく張り詰めた緊張感を醸しだす「インカ・ローズ」に始まり、Zappaのギターが
炸裂する「ポ・ジャマ・ピープル」、もうこれを聴いてるときは解放感に充ちてコノ一枚を
有していて本当に良かったと心から思える「ソファ No. 2」など名曲揃いで聴き所は尽きませ
んよ。
Frank Zappaと云う人物の音楽へ対するあくなき追求心には本当に限りがないんだなぁ...と、
そしてそんな人の周りにはやっぱり凄い人達が集まるもんなんだなぁ...と強く思える一枚で
すね。聴く度に畏敬の念を抱かずにはいられません。
素晴らしい!!
★★★★★
この頃のザッパには、この世に音楽で表現できないものはないと言うほどの勢いと溢れる創造力を感じます。一曲目のギターソロは宇宙空間へ連れて行ってくれます。最高傑作だとおもいます。
音楽好きな人なら、絶対聴いてみてください!!!!!