２枚組一杯に入った曲の全部が良いということはないし、人によっても好みが分かれると思います。
もうこれは、自分のお気に入りだけ抜き出して楽しむしかないね！
そういう聴き方をするなら、音源として優れたCDだと思います。
（他の合唱CDと同曲を聴き比べると、結局こちらを選んだりしますから。）
参考までに、私の選曲は「Cosmos」「Forever」「See You」「心の瞳」「最後のチャイム」「Let's Search for Tomorrow(音が少し割れてるのが無念;)」「きみにあえて」「Tomorrow」「Best Friend」「贈る言葉」「Farewell」「忘れないで」「青春の影」「さくら」「旅立ちの日に」「マイ　バラード」「Believe」「あの素晴らしい愛をもう一度」です。お試しあれv
改訂版が気になって買おうかどうしようか迷う程度には、気に入りましたよ。

レビューには酷評があったが、卒業式の歌を「今風」に歌えばこんな感じになるということと考えています。思っていたものよりひどいものではありません。むしろ、なかなか市販されていない企画ものの作品だと思いますよ。一般のＣＤ同様、「アミューズメント」という位置づけと考えてハズレではないと思います。

ただし、これをネタに小中学生を指導しようとかいうのは不向きであります。
ゆっくり昔を回想しながら聞くにはいいＣＤです。

期待していたよりはいまいちでした。小中学生用だと思っていたのですが，曲のイメージにあわない声質もあり，少し違和感を感じました。でも，いろいろな合唱曲が入っており，バラエティにとんだ内容となっているので，たくさんの曲を聴いてみたい方にとってはおすすめです。

何気に聴いたCDだったんだけど、思わず感動してしまいました。
このCDは小学校・中学校用だそうで、
教育現場のプロの方から見た評価は一般の素人の私には分からないのですが、
聴いて涙が出そうにじーんと来ました。

今、全国の学校の卒業式で一番歌われていると言われている
「旅立ちの日に」を収録したDISC-1も素晴らしいのですが、
私はJ-POPの名曲を合唱曲にアレンジしたDISC-2を一押しします。

スピッツの「空も飛べるはず」、H2Oの「想い出がいっぱい」など…
いろいろな思い出がしみついた曲たち。
歌ってる人たちが皆アマチュアなのか、
それともプロの合唱団みたいのも混じってるのかは分かりませんが、
皆さんがひたむきに一生懸命歌っていて好感が持てます。
頭の中に染み付いた名曲たちが新鮮に感じます。
昨今の韓流ブームも考慮してるのか、
「冬のソナタ」の挿入歌「忘れないで」が入っているのも面白いです。

このCDを聴くと「忘れかけた何か」を思いかえしてくれるような気がします。

全体を通して言えることは、各合唱団のレベルがばらばらで、中には模範演奏とは言えないようなものもあるということでしょうか。伴奏もピアノ伴奏ではなくカラオケ（まさにカラオケで流れる陳腐な電子音！）にのせて歌うものもかなりあって、通して聞くとかなり違和感を覚えます。
選曲に関してはDISC１は妥当な選曲ですが、DISC2の新しく卒業式の選曲は、歌詞が「別れ」は「別れ」でも「恋人との別れ」を歌っているものが2曲ほどあり、いわゆる卒業式の歌としては不適切に感じました。
しかし、DISC1の市川市南行徳中学校合唱部の「Let's search for tomorrow」は、中学生とは思えないほどレベルが高く、その完成度の高さ、音楽性の豊かさは、奇跡的ですらあると思いました。この一曲のためだけに3000円出しても惜しくはないと思います。他にもクロスロード・ツインズ・ハーモニー、パーチェ・カンターレ、神代混声合唱団、平松混声合唱団が好演でした。
卒業式の歌を選ぶに当たって、どんな感じが参考にする程度にはいいと思います。