しゃべくり007で話題に!
★★★★★
ミッツ・マングローブ&マツコ・デラックスが日本テレビ系『しゃべくり007』
(2010年10月4日放送分)で話題にしていた盤が,このアルバム。
演歌歌手が,アルバムの中で意外なヒット曲をカバーしている事は時々あるのだけど,
このアルバムシリーズは,そういった楽曲を年代別にコンピレーション盤として構成したものです。
80年代盤では,吉幾三がカバーした「11.for you…」(高橋真梨子) が特に目を引きますが,
他にも前川清による「HOWEVER」(GLAY),都はるみによる「聖母たちのララバイ」(岩崎宏美),
五木ひろしによる「TSUNAMI」(サザンオールスターズ)など,「聴いてみたい!」と思う曲が満載です。
まずは,頭の中でモノマネをして曲を想像してほくそ笑み,そして実際に曲を聴いて意外なハマりぐあいにビックリと,
1枚で何度も美味しいアルバムだと思います。おすすめします!
演歌歌手のうまさが光るJ-POPアルバム
★★★★★
一流の演歌歌手がJ-POPを歌った録音を集めたコンピレーションアルバムです。こんな聴き方もあるんですね。なるほどうまいです。冒頭の五木ひろしの「TSUNAMI」は最高ですね。「恋に落ちて」は小林明子の少し雑な歌い方が好きではなかったのですが,南かなこが魅力的な歌唱を披露しています。都はるみの「聖母たちのララバイ」,石川さゆりの「ジェラシー」,藤あや子の「愛染橋」など,何度でも聴いていたいです。
今回は先のレビューに対して辛口コメントを。これはあくまでも,「演歌歌手が歌ったJ-POPアルバム」です。普段はコブシを効かせて演歌を歌っている人たちが,J-POPをどのように料理しているかが聴き所です。皆さすがプロです。J-POPは当然J-POP風に歌っています。これをど演歌調で歌ったりすれば当然NGです。評価をする方も,ポップスでも演歌でも聴きなれた耳がなければいけません。演歌テイストの効いたJ-POPを楽しめる人でないと,正当な評価などできません。J-POPにド演歌のコブシを求めてしまうような人は,いろいろな曲を聞いてからまたここに戻ってきてください。J-POPのアーチストは演歌を歌える人もいるでしょうが,ほとんど歌っていません。ここでは,J-POPでも持ち歌同様のクオリティで歌う演歌歌手のうまさを堪能しましょう。
エンカ歌手の歌唱力
★★★☆☆
エンカ歌手の歌唱力は、すごい!! 数曲をのぞけば、オリジナルよりも聞かせる力がある。このシリーズがもっと欲しくなった。
川中美幸、小林幸子に期待!
★★★★★
これは非常に面白いと思います。
ワタシは前川清のHOWEVERを聞いたことがあります。
どう聞いても前川清なんですが、ポップスのベテラン歌手
としての旨さもあって、驚くやら笑ってしまうやら。
川中美幸は、広瀬香美プロデュース時代のものですよね、
おそらく。あのアルバムも買おうと思って忘れてしまって
いつの間にやら廃盤になってたので、こうやって聞けていい。
極めつけは、小林幸子のアブラカタブラ@ユーミン!!
大ファンなので、よくぞカバーしてくれたと感心します。
ところで、別にコロムビアの肩を持つ気はないけど、
前のレビューの方、Webの試聴だけで、コブシやアレンジ
など音の深さは語れないと思いますよww
おしい!
★★★☆☆
ウェブ試聴してみると大物演歌歌手を起用しながらアレンジが原曲と大差ないためにロックやポップスがただの歌謡曲になった感があります。
求めるものは名曲たちをどのように演歌に仕立てあげられるか、歌い手やJ-POPの幅の広さを期待していました。
何か歌い手の持ち味であるコブシが足りないのです。
昴はかなり演歌でしたが、もともと歌謡曲。演歌の素質を持った曲です。
やっぱり演歌歌手は演歌が最高です。
今度出すならばコブシ、バックミュージックもド演歌直球にアレンジされた曲を希望します。