生まれ育った土地を
★★★★★
こういった優れた作品の自分が生まれ育った取手市版を是非見たい、いや作りたいと思わせる作品。 人が住む限りどのような土地にも歴史があり、案外住んでいる(もしくは住んでいた)人間が一番知らなかったりする。 まず私に出来ることがあるならば、取手市の過去現在未来を見つめ直すことではあるまいか。
切ないけど良かった
★★★★★
見たかったけどレンタル店にもなかったから思い切って買ってしまった。見たら音楽も良くて内容も良かったです。ラストの爆撃シーンは生々しくリアルに感じた。
豊橋市制施行100周年記念映画
★★★☆☆
豊橋市制施行100周年記念の一つとして作られた映画で、ひかえめな三河弁をはじめ、路面電車や手筒花火など、豊橋を代表するようなアイテムがいくつか出てきます。「ええじゃないか」も豊橋が発祥だそうです。となりの豊川市にあり、広島原爆の翌日に爆撃を受けた海軍工廠も重要な舞台です。
原作も豊橋に住んでいた宗田理であり、テーマ曲も豊橋市出身の喜多郎で、彼は出演(映画初出演)もしています。そんなお祭り的に作られた映画とも言えるのですが、しっかりと戦時中の様子が描かれているし、当時の子供たちの日常がたくさん描かれています。ベテランの浅丘ルリ子を出演させていることもこの映画の格を一段上げている重要なファクターとなっているでしょう。