シモすぎますが死ぬほど笑いました。とくにナチュラルにシモいお嬢様が魅力的過ぎます。

ラストの感動と犯罪者ルートは要らないからお嬢様と早く結婚してほしいですが、続きが出るならなんでもいいです

これぞ竹井節といえるぶっ飛んだ主人公＆友人。
著者の他作品との繋がりを匂わすのもいつもどおりでニヤリ。

著者の他のノベル作品に比べ、下ネタなどのアクが強い。
といってもおねきゅーほどではない。

ゲームライター/ドラマCD脚本家・竹井10日が好きだった人は絶対に楽しめるだろう。
ラノベ作家・竹井10日しか知らない人はヒくかもしれない。

『10歳の保健体育』です。
どこかでタイトルを聞き覚えがあるように思っていたら、同社刊の『30歳の保健体育』のリスペクトだ、とあとがきに書いてありました。

いかにも釣りネタっぽいタイトルですが、中身は普通っぽいハーレムラブコメです。
表紙イラストに描かれている「妹」はみる、幼なじみのお嬢様、筋肉少女、年上あまあまいとこ、はみるの友人が登場します。はみる以外は、友人の小学生も含めて巨乳キャラです。

中身はというと、ストーリーらしきものは最後にちょっとシリアスっぽいのがあるだけで、それ以外は大部分がギャグとラブコメで構成されています。主人公がエロいボケ方をして、ヒロインの誰かが突っ込む、という繰り返しで、かなりワンパターンでくどいですし、エロネタというよりもズバリそのもの下品な下ネタと言った方が早い感じなので、とにかくどぎついです。一番濃いのは、実はあとがきです。
もちろん読者個人の感性次第ですが、ギャグは７割はつまらないかくどいかで、３割くらいは笑えました。
ラブコメ部分は、主人公が、ヒロインたちととっかえひっかえでエロっぽいシチュエーションでウハウハ、という感じです。たとえて言うならば、チラリズムの萌えよりは、モロが大部分といったところです。

ギャグとエロで、それなりに楽しめたでしょうか。
タイトルに出てくる保健体育っぽいネタも、最後の方にちょっと出てきます。
タイトルは10歳ですが、オトナのエグみ満載でした。評価は★３です。

何気なく買いました。マンガと思ってたら、届いたら文庫だったという位。

竹井10日さんの本を初めて読みましたが、すらすら読み進めるような物ではなく、読みづらかったです。ただ、静姫(しずき,高1,♂)の尋常でない言動にはおもしろさがあります。幼馴染で名家の娘、翠連との会話になってない会話など、むちゃくちゃで楽しいかぎりです。

終盤、最後の最後で静姫とはみる(表紙絵の子)の間に生まれる『思い』、そして同様の思いを、昔、抱いたであろう翠連や従姉妹の綾音姉さん…、彼女らと静姫の関係は素敵なものでした。

そうそう、あと、タイトルの保健体育は全く関係無いです。初潮の話が数ページ出てくる程度ですが、シチュエーションはちょっとドキドキものですかね。

かのこんやれでぃばとで有名な高見 明男がイラストを手掛ているので購入。


表紙のヒロイン(10歳)が、超絶イケメンで変態紳士な主人公の元に転がり込んでくる所から物語は始まる。

ひたすら下ネタでボケまくる主人公と、それを純真な子供として突っ込むヒロインとアダルト路線で突っ込む主人公の幼馴染のお嬢様。
この繰り返しで終始している。
とにかくこれがテンプレで、ひたすら天丼である。
一応、タイトルにちなんで初潮の話はあるが、内容的には極わずかなもの。
まさに表紙ホイホイである。

面白いことは面白いが、いちいち下ネタでボケる主人公と律儀に突っ込むヒロイン達の繰り返しが多すぎて
途中でやや飽きてしまう。
起承転結のメリハリが全く無いので、物語的な面白さを求める人には不向きである。

この作品は小学生の初潮に興味がある人や、エロを求める人向きといえる。