Disk1に
★★★★★
『おやじの唄』があるというだけで充分です、自分としては。
もともとがシングル版『旅の宿』のB面曲だったので探すのに苦労しました。
初期タクローほぼ網羅
★★★★☆
父の棚からひとつかみ。
なんか、結構小さい時とかよく聴いてた気がするのだが、iTuneにはまったくと言ってよいほど入ってなかったことがちょっと意外だった。
なんかあれよ、フォークではないと思うのよ。
歌詞は歌謡曲なのに、音はニューミュージック(≒ポップス??)だもの。
BEST盤買うならまずコレです!
★★★★★
'77年に発売された3枚組BOX 「ONE AND ONLY」からペニーレインでバーボンを削除し金曜日の朝のカップリングで
隠れた名曲「子供に」を収録したことから 「ONE AND ONLY +-1」というタイトルになっています。
ソニー時代の乱発されているベスト盤を買うよりも3000を切り2枚組36曲というボリュームの本盤のほうがオススメです。ソニー時代の4枚のアルバムに(元気ですより7曲、伽草子より8曲、LIVE'73より5曲、人生を語らずより6曲)
シングル10曲という構成。特にDISC 1 -9,15,DISC-2-7のB面曲は他のCDで聞けるのは4枚組BOXか散漫な編集の3枚組のベストしかないので貴重です。(これにシンシアのB面竜飛崎があれば完璧なのですが、、、こちらは同じく4枚組か
3枚組のベスト、もしくはCD選書ベストを買うしか。。。)よりコンプリートを目指す方は4枚組の「LIKE A ROLLING STONE」という事ですね。(こちらにはさらに「ひきがたり」でしか聞く事の出来ない青春の詩の弾き語り
が収録されています。ここまでそろえばソニー時代はペニーレインでバーボン以外コンプリートで来ますよ!
リアリズム
★★★★★
吉田拓郎という作家がいかに大きく凄かったか、それに尽きる。この36曲のバラエティは。
詞の棘と儚さは、生活のささやかな部分にまで染み渡るリアルさを持つ。無機質のようでよっぽど今のPOPSよりも熱がある。描写についていえば「加川良の手紙」のような無感情なままの作品もあれば、「制服」のように悲哀を隠しさらっと事実描写だけにし、こみあげる情感をつくる曲もあり、一方もっと剥き出しの「おきざりにした悲しみは」のように、握った拳の緊張まで伝わってくる曲もある。
そしてコード、メロの良さ。日本人のこころに云々という部分だけでなく、その曲構造自体の揺ぎ無い普遍性が凄い。詞の強烈さを和らげる効果がコードにさりげなくinputされており、軽い虚無感を漂わせる瞬間がある。それがむしろリアリズムを生んだようだ。何故かといえば、詞の熱さに相乗させる音型やリアリズムばかり飾った音では、疲れるだろう。それに例えば日常で我々がいつもリアルだろうか。日めくりの日常に、生きる実感などそうない。逆に妙な無機質の方がリアルだということもある。その虚と実の間、空の妙を奏でるところに吉田拓郎のリアルさを感じる。
個人的にはMY BEST
★★★★★
拓郎の黄金時代の集大成とも言えるベストアルバム。
1-9,1-10,1-15,2-7などが入っているのはうれしい。
私もいい年になり、確かにパワーが落ちた!
けど、このCDを聴いていると若かったときのパワーが戻ってくる。
不景気に負けないぞ!ってね。(笑)