自己再教育のメソッドです。
★★★★★
からだに関わる仕事に携わっている人(ダンサー、武術家)はもちろんのこと、一般の方にも薦められます。
本書はメソッドの具体的な解説のみならず、理論面の解説に大幅な紙幅を割いており、そこが本書の価値だと思います。
たとえば、「運動の矯正が自己変革の最上の手段である」なぜなら、「運動は、他のいずれにもまして、神経系に占める位置が重いから」など。
ヒントになるトピック満載です。
まだ実践途中なので☆4つ
★★★★☆
帯に「1週1レッスン、12レッスンで万事OK。」と書いてあるので買ってみました。
訳者あとがきに従って始めにレッスン3を試しました。
腕の過緊張を取るというものでしたが、一度だけでも効き目があり、1時間ほどはパソコンのキーボードの打ち方、鉛筆の持ち方が変わって楽になりました。
キャッチコピーを真に受けてちょっと続けてみようと思いました。
日本語版第一冊目
★★★★☆
フェルデンクライス博士の日本語訳の本の第一冊目。
翻訳者の安井武氏は某劇団所属の演出家で、似非西洋人風の新劇公務員(新劇役人)みたいな人。
うんと悪く言ってしまえば、京都人の悪しき東京化の一例か。いや言い過ぎか。
新人俳優の基礎訓練にこの方法を用いているが、一般向けの指導も行っている模様。
ATMレッスンの大枠を参照するのには良い著書だと思われますが、やはり実際あってのものなので、色々体験をしながら理解してゆく必要があるでしょう。