ボリューム不足。
★★★★★
原作である学校であった怖い話を知り、
学怖ワールドをもっと知りたいと思ってこのアパシーを購入しました。
原作の内容はほとんど知っています。
感想として、
各語り手たちの話に十分満足できました。
どの話もおもしろかったです。
作品の雰囲気も原作と大きく違う、といったことはなく、
違和感なくプレイできました。
ただ、語り手たちのグラフィックが変わっているので、
「こいつ、こんなに綺麗じゃないだろ」とか突っ込むことはありましたけど(笑)
ただ残念なことに、
各語り手達には一つのシナリオしか用意されていません。
シナリオの選択肢も無し、語る順番の選択肢もないので純粋に読み進めるだけとなっています。
二週目から話の内容が変わることもないので、ボリュームは少なめです。
せっかく同人作品として発売されていて、表現の規制が大分緩くなっているのですから、
シナリオがもっと沢山あってもよかったと思っています。
もう少し長く遊んでいたかったというのが正直な感想です。
学校であった怖い話を一度プレイしてみたい。
と思ってこの作品を購入しようとしている人はSFC版か、PS版をオススメします。
原作をプレイし終わったが、もう少し学怖ワールドに浸っていたい。
と思っている人に、本作品をオススメしたいです。
同人1作目の新装版
★★★★★
同人サークル「七転び八転がり」の同人1作目(アパシー 学校であった怖い話〜Visual Novel Version〜)の新装版。1作目の内容に新規要素・追加シナリオ・片霧烈火によるED曲を追加した物ですから、初めて「七転び八転がり」の作品に触れる人は、この新装版をオススメします。ちなみに公式HPによると、出荷は1万本を越えているようです。
「学校であった怖い話」と言えばホラー好きな人には有名な作品です。かつてスーファミ&プレステで発売もされました。
本作は10年以上を経て復活した作品です。同人ソフトなので、コンシューマでは無理な表現(グロいCGや過激なシナリオ等)が入っているのが強みです。同人ではありますが、ストーリーやCGのクオリティは本物。
新装版の追加シナリオはそこそこ長く、ホラーな内容も秀逸です。
ある夏、新聞部は夏休み前の学校新聞で「学校の七不思議」を特集することになります。七人の学生を集めて、彼らから怖い話を聞き、それを特集としてまとめるというもので、新入部員の坂上修一がその集会の聞き役を担当することに。しかし、集会当日、部室に集まった語り部は六人だけで……。
こんな感じでストーリーが始まり、語り部が一人ずつ怖い話をしていきます。
なお、出品者の「株式会社シャノン」とは、このサークル「七転び八転がり」の代表が社長をしている会社(つまり正規の販売元)なので安心ですよ^^