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桜色舞うころ

価格: ¥1,020
カテゴリ: CD
ブランド: ソニーミュージックエンタテインメント
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春夏秋冬 そして再び春 ★★★★☆
2005年2月発売だから、数えきれないほど聞いている。

最初、美しいメロディーに思わず聞き耳をたてた。もう何年前になるのだろうか。
改めてじっくり聞くと、なんと思いのこもった歌詞。春夏秋冬そして翌春、季節の移り変わりと恋人たちの心変わりが、見事にシンクロしている。作詞作曲家の手腕にはまいった。

中島美嘉はあまり声量はないが、この曲は「絶唱タイプ」ではないから、雰囲気によくあっている。
それにしても、実質1曲でこの値段はちょっと割高だと思う。
素晴らしい ★★★★★
桜とあるから春の曲ではあるのだが、そうではなく四季折々の事柄を恋愛感情に当てはめているといった感覚がある。
中島美嘉にしか出せない雰囲気がある。
他の声の高い女性ボーカルには決して真似できない、低音で、なおかつ綺麗な声でしか出せない雰囲気、世界観が楽しめるので、聴いてください。
最高 ★★★★★
このCDは初めて聴いたときからすごく良くて、四季の映像も想像できる。最近町でたまたまかかってて、古い曲だなと思ったけどそれよりも久しぶりでもいい曲はいいなという気持ちの方が大きくて今回書きました。THE・日本の春って感じです。
桜色にそめて ★★★★☆
多くの人々でごったがえすCDショップの中、この歌は人ごみを縫うようにして私の耳に届いた。魅力ある歌というのは、どんな音にも負けずにそこに存在するのだと改めて思った出来事である。
そして、そのどこか懐かしいようなメロディーに耳を傾け、それが中島美嘉の曲である事を知り、購入した。
じっくり聴くと、街角で耳にした魅力とまた違った魅力に気付く。その歌が四季のうつろいを美しく描いていること、誰もが持つ、『桜色の季節』の心情を見事に描いていること、そして中島美嘉の持つ声の温かさが見事にその世界観にマッチしていること。

今まで、中島美嘉には寂しく暗い歌が似合うのだと思っていた。でも、声の質に『温かみ』があるのだ。それを気付かせてくれた一曲。

また、こんな風に美しい日本語で歌を歌って欲しいなと思う。

刹那を巧くPOPSに仕上げて、ヒロインが見えない時間に包まれている ★★★★★
四季の構成・テーマというのはよく、四季が巡ってまた元に戻るように、人生もまた同じだ、という話をするときに使われます。だからこの曲も淡々と等しく同じメロでよいのです。むしろ、この淡々さを守るべきなのです。もし四季が繰り返さず片道切符で終わるものなら、ラストはクライマックスを飾ってもいいでしょう。まあ強いて言えば、「冬」でピアニッシモにするべきだったでしょうか。

詞が名曲中の名曲、高田三郎の組曲「心の四季」(詩・吉野弘)から『風が』の構造に似て好きです。同曲が春を歌った詩の冒頭のことば「風が」からタイトルをもってきた点も、「桜色舞うころ」が四季の歌で春をタイトルにした点と似ています。

そこでこの曲へのアプローチを逆にその詩人のことばから探ってみると、“風が花びらを散らす”“人は見えない時間に吹かれている”と詩人は作品で言います。
即ち、そのみえない時間の中で、日常だけでなく一年がそして人生や四季が脈々と繰り返され、淡々と時間は過ぎてゆくわけですね。落ち葉が土に、土は新しい芽を、と連なるように我々もまた、恋をして、涙し、また笑う時が来る、というのでしょう。この辺りは「桜色〜」と共通ですね。

「桜色〜」の中でも、主人公の立つその瞬間は散りゆく花弁のように儚く描かれています。自然の中で春が花弁の舞い落ちるように、秋がだんだん透きとおっていくように、ヒロインは時間の中に立っています。
「桜色‾」の作曲者はそんな刹那を巧くPOPSで表します。身近な恋の刹那さと、その恋がやがて時間が経ち、ふと後ろを振り返った時、いくつもの過去と共に過ぎ去ってゆく無常観ですよね。名曲です。

ちなみに『どうか木々たちだけは♪』の旋律が名曲「瑠璃色の地球」最大の魅せ場『朝日が水(平線から)♪』と同じラインなので更に好きな曲となりました。