1971年の奇跡
★★★★★
1971年の世界最先端の音を作り出したバンドです。ボーカルは布施明。一曲目からサックスが吹き荒れて緊張感を作り出し、その中で水谷公生のギターが響きまくります。三曲目のタイトルトラックは一転しスライのような超ファンクロックナンバー。ここでもギターが弾きまくりです。布施明もファンキーボイスを聞かせてくれます。ジャズロックです。でもロックの要素が強いので、私みたいなメタル野郎の心を打ちます。サックスがいいです。クリムゾンに勝ってる、っていったらいいすぎでしょうか。ホント欧米の下手なB級プログレにはまっているあなた達、本作を聞いてみてください。「日本人だろー」は本当に関係ありません。高品質プログレッシブロックが詰まっています。ジャケットも印象的。まさに70年代だからこそ生まれた名作です。本当に手に入れて良かった作品です。外しません。必聴です。また廃盤になったらもったいないですよ。