箇条書きの力に驚き
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自分の考えを
出していくことは大事です。
しかし、その考えを
何かに生かすためにには
出すだけでは、ダメです。
なにかに、生かすためには
整理をし
伝えるもしくは
実行することが重要になってきます。
箇条書きで書くと
分類し
整理し
そして、内容をふくらますことも可能になります。
箇条書きの力を
正直「バカ」にしていました。
しかし、
この本を読んで
箇条書きというのは
応用範囲の広いものだとわかりました。
文章修行のためにも
箇条書きをマスターするために
本書を利用していきます。
僕の問題は誰かが解決している/スマイルシグナル
目からウロコ:そばにおいておきたい一冊
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言いたいこと、書きたいことがどんなにあふれていても、そのまま吐き出しては伝わる文章にならない。
まず「箇条書き」を使って目に見える形にすることが大切、
そして箇条書きで書き出したものを整理して、書き上げるのだ、と著者は言っています。
『紙に書く』。
単純ともいえる作業が実は本やレポートを書く上で
とても重要な役割をしているんですね!!
目からウロコでした。
この本ではアイデアの広げ方やまとめ方から、実際に文章を書くまでの過程を
とても丁寧に教えてくれます。
実は先日、文集でちょっと長い文を書くことがあったので、
この本をそばにおいて、早速試してみました。
いろいろな思い出やエピソードなど書きたいことが山ほどあり、
箇条書きを使って書き出してみました。
するとその中で自分が一番伝えたいことは何か、どういうふうに伝えるか、ということがよく見えました。
私はA4の用紙1枚でしたが、本1冊書く、というのも同じ作業だというのです。
とすると、私も本が書けるかも…?!
普段から文章を書いている人も、これから本やレポートを書こうとしている人にもおすすめです。
情報整理やアイデアを広げるのにも役立つ
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文章術の本だが、単に「こんなふうに文章を書けばいいよ」というだけの本ではない。
著者が長年インタビュアーとして活躍してきたせいか、
情報を整理しつつ、巧みな質問をして話を広げていくノウハウがたくさん載っている。
うまい質問を自分自身にすれば、内容はどんどん充実していく。
そのための質問パターンをいくつも知れたのが大きい。
すべてのノウハウをマネできなくても、
いくつかのポイントを自分のものにすれば、
文章力、情報整理力、思考力、企画力などさまざまな力がつくように感じた。
レポートや本などまとまった文章の書き方説明の決定版ともいえる
★★★★☆
出版に関わって来られた方の著作だけに装丁、レイアウト、版面構成すべてにおいて読みやすく工夫されています。肝心の中身についてもアイデアを実際の文章作成にどうやって結びつけるかが一段階ずつ語られ、非常に参考になります。
構成メモともいうべき「思考のビル設計シート」が参考になる人は多いはずです。
脳に揺さぶりをかけるという項目では「たとえばどういうこと?」、「それってなに?」、「前はどうだったの?」「これからどうなるの?」「よそではどうなの?」という問いを自分に発してみるべきだと示されています。ここは真似てみたいと思ったところです。
基本構想としては類似の本はありますが、この本は独自の工夫でまとまった本や文章の書き方としては非常にすぐれたものと言えます。