リヴァプール愛にあふれる
★★★★★
リヴァプールのストライカー、フェルナンド・トーレスの自伝。アトレティコ・マドリー時代の話から、リヴァプールに移籍してからの、ベニテス監督やチームメート、ファンたちとのエピソードが数多く語られる。トップクラスのストライカーながらとても純朴なキャラクターであることに親近感を覚えるし、リヴァプールというフットボールクラブがいかに特別な場所であるかということがトーレスの言葉の端端からもよくわかる。トーレスのファンは当然だが、リヴァプールのファンは絶対うれしくなる一冊だ。キャプテンとのエピソードもほほえましい。