悲しげな曲が多い
★★★☆☆
ラテン路線ということで、あまり期待せずに聴きました。やはり、そんなには良く感じられ
ませんでした。悲しげな曲がアルバムの7割を占めているので、ウツ度が増す感じです。
曲事態はしっかりとしているのですが、悲しげな曲は好きじゃないので聴きたくないです。
自分は純粋なジャズとかも聴きますが、悲しげな「枯葉」とか「ラウンドミッドナイト」とか
の定番曲は大キライです。昔のフュージョン・ファンとかは、Smooth Jazz = Kenny G =
甘ったるい音楽 = キライな音楽 という固定観念の食わず嫌いなアンチ・Smooth Jazzな
人間がたくさんいて、Kenny Gはキライなアーティストの代表としてターゲットにされてい
るので、Kenny GにはSmooth Jazzの王道をいくようなアルバムを作ってほしいと思います。
今回のアルバムで、唯一良かったのは、ロマンチックな3曲目の「Sabor A Mi」だけです。
久しぶりに買いました
★★★★★
長い間聴き続けているアーティストの一人。
今回は以前からKennyが愛しているラテン一色でまとめたアルバム。
Kennyもラテンミュージックも大好きだけど、以前のアルバムでは
ラテンテイストの曲はなぜか好きになれなかった自分。
このアルバムでは、素直に体の中にしみこんで来る気がします。
Kennyが変わったからなのか、自分が変わったからなのかわからないけど
もう一度以前のアルバムもじっくり聴いてみたい、そんな気にさせて
くれるアルバムでした。
個人的お勧めは#9, #12.
スタンダードの#8は、きっとラテンのOldファンも唸るのでは?
サックス最高!
★★★★★
サックスのCDを聴くのは初めてだけどイイ!
甘美な音色がラテンのリズムに溶け合って、心地よい安らぎを与えてくれます。
Latin The G!
★★★★★
LatinタッチのSmooth JazzになったKenny G。この路線は大正解であろう。
昨今のマンネリズムからは見事な脱却ぶりである。
演奏の伸びやかさと生き生きさも戻ってきているようにも感じた。
以前 Classics in the Key of Gで感じたことであるが、bossa novaとKennyの相性は
良かったと思う。本人もそう感じてたのかわからないが、次作もこの路線なのかも。
できれば同じLatinタッチの演奏を愛する旧友でもあるRuss Freemanと言うかThe Rippingtonsとの
コラボアルバムにも期待したい。同じレコード会社になったことだし。