ジャケットとプチ写真集有無の差だけなので、通常盤で十分かと。

内容は、前回前々回などのオールセルフの作品と比較すると、いい意味で多少変化がありますが、普通です。曲数も10曲ですし。

近年の作品と極端な差がないので、タイトルの割にはイマイチこれからの方向性がわかりかねます。(記念と移籍で期待が高まっただけに)

やはり、フレッシュ感に欠ける演歌のような重い歌い方はいただけないですね。

(年など色々な事を考えれば当たり前でしょうけれど…)
数年前から徐々にですが、今回は完全に声質自体が変わってしまったように感じます。

これからも楽しみにはしてますが、この先にちょっと不安な気もしてしまいました。

近年のアルバムが全般にバラード調の曲が多めで地味であったのに対して、今回のこのアルバムは曲調もバリエーションがあり、アルバムを通して聴くことが楽しみな、流れというかメリハリがあります。
シングルカットされている「いくつの夜明けを数えたら」とメディアに良く流れる「風に揺れながら」で中盤の盛り上がりがあり、ミディアムバラードの「ふるえる心」は聴くほどに味わいがある質の高い聖子さんならではのボーカルの魅力が聴けます。My Preludeというアルバムタイトルからして今後の活躍にも期待します。

通常盤でいいでしょう。ジャケットの画質も悪く30周年の記念盤にしてはスタッフの気合いが感じられない。 曲に関しては忘れかけられているアメリカ進出したシンガーなのよ的にダンサンブルな楽曲を散りばめ英語の発音も、さすがです。 20年くらい前に英会話の教材を発売した事も、あったなと思い出した。 最近の聖子ちゃんが好きか嫌いかは好みの問題だが永遠のアイドルは健在だ。 松田聖子のアルバムに、もう流行り廃りなどない。 しかし昔ほどの高音域の伸びのあるボーカル曲が、ないなぁ。楽に唄える楽曲ばかりで少し残念。

最近、AKB48が手の届くアイドルなどと、いっているが何か安物くさい。手が届かないからこそアイドルなんだと思う。