90's AC/DC、「雷に打たれる」名盤!!! Thunder!, Thunder!!!
★★★★★
1990年、AC/DCのアルバムです。
80's後半、苦戦を強いられていたAC/DCでしたが、この「The Razor's Edge」で、一気に復活します!
US・2位! UK・4位! & 1991年のMonsters of Rockでヘッドライナーに!
AC/DCは、"Simple is Best"的なバンドなのですが、
今回は、ちょっと趣向を変えて、Bruce Fairbairnをプロデューサーに迎え、ゴージャスな感じになっています。
単音リフ & "Thunder!"の熱いコーラスが衝撃的な、tr. 1 "Thunderstruck"
Brianの"Fire Your Guns!"の連呼に、スピーカーが火を噴きそう(?!)になる、tr. 2 "Fire Your Guns"
スピード感溢れる "Rock Your Heart Out"
ギターリフと熱いコーラスが印象的な "Moneytalks","Are You Ready"
。。。などなど、熱いAC/DCが満載です!
「シンプルなギターリフ & アンセム風・熱いコーラス」を巧みに使って、構成された曲が多いです。
サビメロが、結構キャッチーなので、
ゴリゴリ路線の往年からのファンには、ちょっと嫌われるのかもしれません。
。。。が、初心者には、ヒジョーに入りやすいアルバムです。
「AC/DCファン」「AC/DC初心者」に、オススメです。
おそらく、現在30代のファンは、このアルバムから入った人が多いと思います。
(Beavis & Buttheadも、やたらAC/DC好きでしたし)
また、「Live」や「Live at Donington」を気に入った人にも、いいと思います。
(曲は、結構ダブります)
とにかく、tr. 1 "Thunderstruck"で、雷に打たれちゃってください!!!
Thunder!, Thunder!!!(笑)
モダンなAC/DC
★★★★☆
エアロスミスやボンジョヴィが好例だが、良い悪いは別として、ブルース・フェアバーンがプロデュースすると、とたんにモダンでポップになる。
まあ、後者はもとからモダンだったけど。
そして、AC/DCにおいてもそれは顕著。
「金太郎飴」なんて言われているけど、よく聴いてみるとHMっぽくなってみたり、ブルージーに攻めたり、その時代時代に意外と沿っている彼ら。
プロデューサーからの影響も当然もらって今作の完成。
出来は……久しぶりに優秀という感じ。
「Moneytalks」なんてすごくモダンだけど、でも、ポップというには少し違う、AC/DCの面目躍如だろう。
さらに、一曲目の「Thunderstruck」はライヴ定番。
今回の『Black Ice』ツアーでは外されているみたいだけどね……。
最高傑作とは言えないけど、なかなかに良い作品。
The Razors Edge
★★★☆☆
"Thunderstruck"
"Fire Your Guns"
初めてハマった時代が1番
★★★★★
“Thunderstruck”が流れてきたら、まさにAC/DCの衝撃!!タイトル曲“Razores Edge”や“Are You Ready”あたりが大好きです。
みんなは、AC/DCというと『BACK IN BLACK』と言うけれど、1991年に初めてHM/HRという音楽に出会った私としては、「なにこの古いの・・・」という感覚しかない。
誰でも初めてハマった時のものが最高だと思うんだよね。最高じゃなきゃ夢中になったりしないんだから。
Thunderstruckの衝撃
★★★★★
アルバム発売当時、AC/DCの名前は耳にしてたものの曲を聴いたことが無かった。どちらかというと泥臭いロックンロールバンドという印象だったからだ。
しかし、ある日Thunderstruckがラジオで流れ、正直やられた!と思った。
1. ありそうでなかった、モダンで前衛的なリフ
2. 「あああ、あーああーああ」という沸き起こる合唱
3. 「Thunder!」という雄叫び
この3つで、完全ノックアウトされた。
ライブは見たこと無いけど、このイントロと合唱で盛り上がることは間違いないだろう。
他の曲はThunderstruckにかすれてしまっているような気がするが、AC/DCを知る上でいい契機になると思う。