ラ・ピュセル 光の聖女伝説 二周目はじめました。
価格: ¥2,940
「ファミ通」のクロスレビューでゴールド殿堂入りした育成型ファンタジーシミュレーションRPGが、さらにパワーアップして再登場。やり込み要素がさらに充実した決定版だ。大幅なプライスダウンとあわせて、大満足の内容に仕上がっている。
これまでのシミュレーションRPGとはひと味違った新機軸のシステムを備え、充実したシナリオと個性的なキャラクターが楽しめる本作。聖パプリカという架空の小さな国を舞台に、闇の王子が蘇るときに聖なる乙女が現れるという伝説を軸に、物語は展開していく。
幼くして両親を失い、12歳で聖女会の悪魔祓い「ラ・ピュセル」となった主人公「プリエ」は、聖なるバトンで戦う16歳の少女。弟の「キュロット」や教育係のシスター「アルエット」たちと共に、次々と発生する事件に巻き込まれていくのだ。
マップ上の「不浄点」を清めることで複数の敵にダメージを与える「浄化システム」や1対の敵ユニットを複数の見方キャラクターで攻撃すると発動する「同時攻撃」、隣接した味方の協力を得られる「支援攻撃」など、独特の戦闘システムで深みのある戦闘を実現。場面ごとにまったく違った展開が楽しめる。
クリア後にレベルやアイテムを引き継いで2周目のプレイが可能なったこと、アイテムやエクストラステージの追加、カーソル操作モードの採用、BGMと音量の調整機能、2周目以降に音楽鑑賞モードが楽しめることなど、本作では、五つの改良点が存在する。前作を楽しんだ人も再度挑戦する価値があるだろう。(松本秀行)