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GRBオーナーの自分としては、NEW IMPREZAがWRC2009にバージョンアップして、来期こそはポディウムの常連になることを期待していましたが残念です。そして特典映像のNEW IMPREZA WRC2008映像集が本作がメモリアルになるとは・・・。（BSでの放送も打ち切りになったことから、もうWRCを見る機会は無いかもしれないですね。）
ただ、本作ではローブの強さやSUZUKIの健闘等、シーズン総集編としては見ごたえのあるものになっていると思います。
しかし、prodriveの最近の実力（技術力）からすれば、SUBARUは手を切る時期だったのかもしれませんが、引際は美しくありませんでした。このことも残念でなりません。

このシリーズはもう購入し始めて７年になるが、去年、今年とその内容は簡素化されてきている。
ピーク時は二枚組、ステッカー同封などに加え、内容も車載カメラやインタビュー、WRカーの紹介など多岐にわたる内容だった。
去年、今年とその豪華さはなくなり、まるでこのところ大揺れに揺れているWRC自体を象徴するようだ。迫力ある映像も少なく、ただダイジェスト版だから・・・という感じ。
確かに豪華であればいいというものでもないだろう。でもパッケージを開けたとき、これから始まる映像の数々にワクワクする高揚感は、冊子もステッカーもなく、たった一枚しか入っていないDVDを見たときに多かれ少なかれスポイルされていると思う。
これが現在のモータースポーツ人気の象徴だと思わざるを得ない内容だ。

ローブとヒルボネンの白熱したバトルが熱かった。ローブの強さは、健在で、コドライバーのエレナと共に、素晴らしいコンビだと思います。スバルの撤退は、非常に残念で、いつか復活して欲しいです。ラトバラをはじめ、若いドライバーの躍進に期待したいです。収録時間は、もう少し長くてもよいのではないでしょうか？

今年IMPREZAに乗るグロンホルムを見たかった…無念。
特典映像はローブのインタビューとIMPREZA2008レビュー。
本編はローブのインタビューの言葉を借れば「一人でフォード全員と戦ってる感じ」で、それでも五連覇を達成してしまうとは…やっぱり凄い。

追記 グロンホルムWRC復帰(第4戦ポルトガルにスポット参戦)
マシンはIMPREZA2008です。