ギブアンドギブ、はがきを書くなど、とくに目新しい内容はありません。
目新しくはないけれど、いかに実践するかが大切だと改めて感じさせてくれました。

ただ、「使えない」人脈、
石ころ、
資格・肩書がある人物は大根だと思え、全員が自分をえらいと勘違いしている、
といった言葉づかいが疑問。

自分は「使える」「えらい」人物だ。
表立って主張はしないが、心のなかでそう思っている。
そんな書き方。

資格や肩書がある人のなかにも、謙虚で尊敬すべき人はいるでしょう。
そして、その逆もあるはず。

でも、人の役に立つ、見返りを期待しないで与える。
といった本の内容は、すばらしいです。

ゆるい内容。
人脈本は中島孝志氏の著作が有名であるが、あまりに勤勉でタフ過ぎてついていけない。
その点、本書はかなりゆるい内容なので凡人でも真似出来る。
ノウハウは平凡だが、継続がキモである。その結果を教えてくれる。
そういう意味では良書である。
但し、それなら値段は半額にすべきだ。

要は、『質より量の焼肉食べ放題』にするか『量より質の焼肉』にするかという事です。

著者自らの経験を踏まえて書かれているので、どのような実践をしてきたのか。うんうん。
頑張れば誰にでもできそうなことです。ただ、実行に移すかどうか。。。そこがポイントですね。

こんなことわかってる！という方も目を通すだけで考えを見つめなおすことができる。そんな1冊です。

“恋愛は「まめ」が一番”
“「タテ型人脈力」の極意は、恋愛に似ている”
そのとおりだと思いました。

そして、Give And Give が大切。

よく、与えても利用されるだけ、と考えがちですが、利用されるということは、自分の価値を認めてもらえているという考え方もありなのでしょう。

ただ、著者のように継続できるか否かが人脈作りの鍵のようですが、これがなかなか難しい。

異業種交流会にデビューする前にぜひご一読を！

先日このサイトで購入し、一気に読んでしまいました。
「人脈」を利用するのではなく、
自己の少しの努力とテクニックで
周りの人みんなが幸せになる方法がここには書かれています。
儲け主義一辺倒のビジネス界において、
私自身、「いい人」と言われることに少しの劣等感がありましたが、
自分らしく生きることの勇気をもらったような気がしました。

いつもそばに置いておきたい本であり、
私のこれからの人生におけるバイブルとして、
十分に利用させていただこうと考えています。