ラストはやはり凄い
★★★★☆
買いやすくなったので購入。十数年ぶりに再見。
以前の記憶はかなり薄れていたものの、概ねストーリーは覚えていた。
そんなわけで、前半はやや退屈に感じた。
(とはいえ 映像や、演技はかなり強烈)
が、後半はどんどん面白くなった。
すごいすごい。
叙事詩だとか神話的だとか言われるが、そう思う。
(だから、あまりリアリティは感じない。むしろ幻想的)
終盤は、怖ろしい迫力(小舟を追いかける太鼓の音!無表情な仮面、美しい海…)。
また、今回は技師をトリ子の物語もとても気になりました。
(技師を海辺で待つトリ子に夕日が差している終盤のカットは胸にくるものがありましたね)
3時間近い大作ですが、後半の面白さ(前半も見るところは多いけど)は見る価値が大きいと感じました。