和風に仕立てられた歌詞のひとつひとつに魂が載っているような気がして、
重く紡がれたサウンドの一節一節に暗闇が被さっているような気がして、
透き通るボーカルの一息一息に薄れ行く意識を重ねて、
聞き込んでいくうちに、
ねっとりとした焦燥感を感じ、戦慄さえも覚えました。
c/wの「腐海」もタイトル曲に負けないヘヴィなナンバーです。
曲のテーマというものを明確に掴んだ本作、
何度も聴かなければ理解できない難解さをも含んでいますが、
その分長く楽しめることと思います。
もうひとつのカップリングは「umbrella」のライブ音源♪
はじける激しさのライブ版、ファンにはたまらない選曲です。