室積光の「ザ・キャビネット」は、ここまでやって大丈夫かしら...
★★★★★
文庫判の月刊の文芸誌。毎月、飯島和一の「狗賓童子の島」を楽しみにして買っているのだが、その他の作品も粒ぞろい。
特に北朝鮮とのいざこざを面白おかしく描いた室積光の「ザ・キャビネット」は抱腹絶倒もの。しかし、ここまで茶化していいのかしら。国際問題にならないといいけど...
その他で面白かったのは、堂場瞬一の新聞記者もの「異境」、いよいよ佳境に入った笹本稜平の「救出」。それに嶽本野ばらの「金脈」もいい。
最近、お気に入りの月刊文芸誌。