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独破力

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: PHP研究所
Amazon.co.jpで確認
若手ビジネスマンに読んでほしい本 ★★★★★
PHPから出版されていることからわかるように単なる半生記ではなくビジネスや人生訓にもなるようなエッセンスが詰まっている。

若くして海外(フランス)に渡り向こうで活躍したことで、外から見た日本や日本人の欠点をズバズバ指摘しています。この本で著者が繰り返し述べているのは以下の3点

1 自己主張をする
日本人が自己主張が苦手なのは反対や対立のリスクを負いたくないからだ。しかしそれでも自分のしたいことを押し通そうとすれば結果を出すしかない。結果で黙らせるしかないと断言している。そうすれば自ずとことに臨むモチベーションが違ってくる

2 挫折から這い上がる
「悪いときの僕は僕じゃない」と言い切る。もちろん反省は必要だが、克服する方法がわかったら悪い事はすっかり忘れるようにする。悪い事から学べることはない。逆にいいときの自分を繰り返し見て学ぶ。

3 結果に対するどん欲さが必要
1でも書いているが、周りに認めさせるには結果が必要。「評価」は他人がするものだからそのためには結果がついてこなければいけない。そして、勝たなければ意味がない

いろいろな教訓が鏤められているが、単なるビジネス書のように説教くさくなく、逆に「坊主頭で撮られたことが嫌で卒業アルバムをもらった日にすてた」とか「フランスで引っ越した家で幽霊が出て3日でホテルに戻った」とか、思わずくすっとしてしまうエピソードもそこかしこに入っており非常に読みやすく面白い
外の世界を求めて挑戦を続ける「松井大輔」の半生 ★★★★★
地元山科から藤森中学への転校から始まり(たかが中学の転校と言うなかれ、京都はムラ社会なのでこれは難儀なことである)
鹿児島実業高校で精神的、肉体的に鍛えられた日々、
京都サンガを経てフランスへ、そしてまた別の国へ...

常に妥協することなく、挑戦を続けてきた松井大輔の半生。
サッカー選手の本というよりも、ひろい世界で活躍する一人の青年の考え方をかいま見た気がする。

「結果を出してなんぼ」の世界で生きてきたひとの言葉には、飾りがない。

(本書から一部引用)
ぶつかることはむしろいいことではないか−僕はそう思っている
反対や対立というリスクを背負ってまで自分の考えやしたいことを押し通そうとすれば、結果を出すしかない。結果で黙らせるしかないのだ

自分のスタイルをしっかりと基本に置きながらも、納得できる場合は進んで変わり、そこに自分らしさをプラスして結果を出す/突破する道は必ずあるはずで、/自分を変えること=自分を曲げたり、殺したりすることではない


これはいい本です。 おすすめします。
個性 ★★★★★
「異端児」
和を重んじる日本ではあまり耳にすることが少ない言葉かもしれない。
でもこの本を一冊読み終えた時、その存在こそ、今の日本に必要なのだと確信している。

ヨーロッパでは自己主張できなければ生きていけない。それは即ち、揺ぎない自分自身を求められるということ。
フィジカルの再構築、結果に対する貪欲さなど、フランスのサッカーを生き抜くために彼が身につけていったことが丁寧に描かれていて、とても興味深かった。多くの試練を経てサッカーを通じて彼自身が人間的に成長していく過程も読み応えがある。

「悪い自分から学ぶことは何もない」という前向きさは、今、学校で窮屈な思いをしている子供たちにもぜひ読んでもらいたい。
そして、周囲の目を気にするのではなく、思いっきり自分らしい個性を輝かせてほしい。

物語は2010年6月、ワールドカップ南アフリカ大会へと導かれていく…
今大会、誰よりも松井大輔に期待している。
松井大輔的生き方の魅力 ★★★★★
昨年の日本代表戦を見て、松井大輔選手の大ファンになってしまった。静かな闘志を感じさせるサムライ的容貌。瞬時に発揮される高い技術と1対1で戦う玉際の強さ。何より失敗を怖れず果敢に攻める姿勢がとにかく魅力的で、サッカーってこんなに面白いスポーツだったのか!と思わせてくれたのだ。
外国人が成功するのは難しいといわれるフランスサッカー界で、「ル・マンの太陽」といわれ、華のあるプレーと人間力で愛されて成功した唯一の日本人選手。けれど、日本ではフランスほどには知られていないミステリアスな選手。どういう人なんだろ?どうしてフランスを選んだのだろうと好奇心は膨らむばかりのときにタイミングよく出た自伝だった。
いやぁ面白かった! 日本のように整備されていない荒れたピッチも多いなかで、どんな環境でも戦える技術とタフネスを身につけた。黒人選手の多いなかでフィジカルを鍛えるためにした努力。恵まれた日本人選手と違って、厳しい環境でたくさんのものを背負ったチームメイトたちと出会って世界を拡げていくところに引き込まれた。
自分の意思を貫く強さと、まっすぐにものを見て感性豊かに吸収していく素直さ。苦労と挫折を重ねても、常に「壁は高いほどいい」と決して投げださずに前へ進む姿勢には読んでいて励まされた。
不景気もあって日本全体が総引きこもりになりそうな今、どんな苦労をしても海外で挑戦を続ける生き方は貴重だと思う。日本の閉塞状況をブレイクスルーするのは松井大輔的メンタルを持つ人がたくさん増えることじゃないかなぁなどと考えてしまった。
W杯への並々ならぬ思いも書かれている。代表に選ばれての活躍を心から期待したい。
独破力 レビュー ★★★★☆
この本は、松井大輔の自伝です。
小学生のときから現在にいたるまでのことが、
かなり細かく書かれています。
松井がどんなことを考えて、どのように壁をこえてきたかが、
松井の言葉で書かれています。
松井大輔のファンやサッカー選手の自伝が好きな人は、
買って損はないと思います。
かなり読みやすく、おもしろかったです。