待ち望んでいた文庫本化、嬉しいです。
子育てには悩みはつきものですが、悩みの中身は人それぞれですよね。
いろんな親がいて、いろんな考えがあることなど、改めて考えさせられました。
作者の正直な意見、行動が、良くも悪くも共感できました。
子どもにとって、いつも良い親でありたいと思う反面、それがなかなか難しい。
ごく普通のことですが、なかなか人には言いづらい悩みを、この本が拾ってくれているような気がします。

著者井上きみどり氏の良さは、良くも悪くも『正直さ』だと思う。
ところどころ婉曲さも有るにせよ、とにもかくにも、正直。
正直過ぎて、引かれる（嫌われる）側面を持ち合わせている。
　最終巻、夫ひーちゃんと結婚十数年目にして初めて
『一生添い遂げよう』という誓いが、心に芽生えた！という
衝撃の、遅すぎの告白は、ほほえましかった。
　結婚式で、（あるいは婚姻届を出す瞬間に）その誓いを抱ければ
確かに理想的だけど、じっくり時間をかけて、紆余曲折を経て、
この心境にたどり着くのも、なかなか良いもんじゃない？
と感じた。
　育児に関しても、著者の考え方の変化、そして何よりも、
二人のお子さん、ポチちゃん、ケロちゃんの成長がかいま見られ
楽しい。
育児中の人も、育児未経験の人も、楽しめる漫画であった。
新連載も楽しみである。

あとがきや、書き下ろしおまけページを期待していたが、
期待したほどにはその辺が無かった。少しおまけ程度には
あとがきが有ったが。
そのため、残念ながら星一つマイナス。

この巻ではきみどり家に２人目の女の子が誕生します。
２人目の子育ては余裕のはず・・・が、
相変わらず産後すぐに引越ししちゃうし、ひーちゃんが単身赴任、
きみどりさんは寝たきり、ポチちゃんは登園拒否になったり
２人目の保育園探しなどハプニングの目白押しです。
気になる２人目の子どもの名前は？読んでのお楽しみ！

いつ読んでも子育てって笑えるの連続です。

この巻ではきみどり家に２人目の女の子が誕生します。
２人目の子育ては余裕のはず・・・が、
相変わらず産後すぐに引越ししちゃうし、ひーちゃんが単身赴任、
きみどりさんは寝たきり、ポチちゃんは登園拒否になったり
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