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病院ファイナンス

価格: ¥4,200
カテゴリ: 単行本
ブランド: 医学書院
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ようするに借金の仕方の指南書である。 ★★★☆☆
特殊な例を除いて、債券も株式も発行も許されていない医療機関には、借入しか資金調達の方法はない。他業種と較べて資金調達の手法は圧倒的に少ないのである。それが良いかどうかは別の問題であるのだが、本書を読んで、他業種と同様の広い選択肢を医療機関で実践できると期待するのは間違いである。だから本書は、何処から借りるときに、どのような書類を調えるべきなのか‥というだけの話である。税率の違いを利用して借金によるレバレッジを狙えることは確かかも知れないが、医療業務本体からの収益が低い医療機関では、元金の返済さえおぼつかない可能性もある。

こんなどうやって借金をするかというハナシより、どうやって篤志家から寄付を募るか‥というハナシの方が今後の医療機関の資金調達としては意味があるかも知れないが、そこにも税法が壁を作っている。
病院・診療所の資金調達の多様化方法の宝庫! ★★★★★
当院の院長が取引銀行の支店長から紹介された本。これをテキストにして病院内で勉強会が行われた。病院の事業展開には資金調達の多様化が課題だと言われる。しかしこの本では非常に多くの病院資金調達方法が紹介されており、ただもう圧巻であった。どうして今までこんな本がなかったのか。実務的な解説に沿って検討するとどの病院でも資金調達の手法はぐんと広がるといえる。書かれてある病院資金調達ノウハウの多くは、当院にはいままで誰も教えてくれなかった。ひょとするとだれもここまでは知らなかったのかもしれない。銀行や福祉医療機構からの病院資金調達を、初めて銀行員に会うという医療スタッフにもわかるように、とても丁寧に教えてくれている。そこは本と著者にまったく感謝感激。病院や診療所の経営層や事務スタッフはぜひ読まれることを薦める。病院経営に自信とファイトが出てくる。