1曲目「トラブル」のカッコよさにつきるアルバム・・・★5はリイシューに対して(笑)!!
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1976年リリースのファーストアルバム・・・生きてる間に(笑)CD化されて大感激、WOUNDEDBIRDの仕事は本当素晴らしい!!とにかく1曲目「トラブル」を聴きたかった・・・日本ではシングルカットされたと記憶します。当時「トラブル」がラジオから流れて来たときは、マジそのカッコよさにノックアウトされましたね・・・ただアルバムやシングルは、小遣いなくて買えませんでしたが。とにかくCD化を待っていたので、リイシュー情報を見たときはすぐ注文しましたよ!!ジャケットはアイドル路線っぽいけど、やってる事はギタリストを二人配した硬派なアメリカンハードロック・・・レックスの若々しいシャウトがとにかく元気いっぱいで、曲を引き立てています。くどいですが、津軽三味線っぽい(笑)ギターリフからスタートする「トラブル」が、とにかくカッコいい・・・今聴いても(音は古臭いけど、笑)、このカッコ良さは不変ですね!!7曲目にTHE WHOをカヴァーを持ってきたのは、曲不足からか(笑)・・・なんかとっても微笑ましい仕上がりです。以降のアルバム(セカンドとソロ)からは、路線が確か変更になっているはずなので、アメリカンハードという部分ではこれがなんと言っても魅力ある1枚ですね!!因みにレックススミスは、STARZのボーカリスト:マイケルリースミスの弟です。このアルバムを知ってる方は、まさに同年代の方々ですから、お酒でも飲みたいですね(笑)。日本盤は出るのか?
REX 1st B級ハードロック
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スターズのマイケルリースミスの弟レックススミス率いるREXの1stアルバムです。
当時(1976年)ルックスの良さからアイドルバンドとして見られていましたが、
荒削りな本格派アメリカンハードロックだった為、少女には音で敬遠され、
少年にはルックスで敬遠され、商業的に成功を収める事が出来なかったと記憶しています。
しかし本当にカッコイイ音で、WHOの名曲 I Can't Explain をハードロック風にアレンジしたり、Stay With Me では抜群の歌唱力を披露(兄貴のマイケルリースミスより上手いかも............) Violent とTrouble は当時の空気をいっぱい吸い込んだハードロックの名曲です。
スターズ、パイパー、ストラップス、パリス等、当時のB級ハードロックが好きな人におすすめです。
※しかしLP発売から33年たってよくCD化されたと感心しています。
レーベルの Wounded Bird に感謝!
1977年に2ndアルバムWhere Do We Go from Here?(少し洗練してしまいましたが1stと一緒に揃えて置きたいアルバムです) を発表するが、アルバム2枚を残してREXは解散してしまいます。
当時は気付きませんでしたが、1stはマークボラン風、2ndはジムモリソン風のジャケットで今見るとこのB級さ加減がたまりませんね!
その後1978年よりRex Smith はソロとなりPOPなAOR路線にシフトチェンジしてしまいました。
今回のREXのアルバムと一緒にCD化されましたので機会が有れば聴いて見て下さい!