AQUAのTransfusion
★★★★☆
佐藤博バージョンのTRANFUSIONは、リードがSAXですが、別レビューにある本田雅人ではなくブランダン・フィールズです。
佐藤博バージョンの方が、テンポが速く、生っぽいです。
いずれにしても、名曲だと思います。
もろに高中サウンド
★★★★☆
完全に意識しています。
楽曲がよいだけに、打ち込みが多いのは残念でなりません。
今よりもずっとハードなサウンド
★★★★★
彼が得意とする打ち込みサウンドの集大成的な作品です。近作のDearでは、生楽器を完璧にシミュレートした作風ですが、この作品は良い意味で当時のソリッドなデジタルサウンドが炸裂しています。倍音の多いシンセサウンドに埋もれないためか、彼のギターは歪み・コンプともに深めで、ノビのあるディストーションが堪能できます。トラックも佳曲揃い!1では佐藤博のシンセとのバトル、本田雅人のsaxとのユニゾンが気持ちよい3、泣きのギターの4、アコギによるクールなテーマが魅力の5,哀愁漂うテーマがするめ系の味を醸す8、トドメは当時のライブでもEnc前に演っていた9、と聴き所満載、飽きのこないアセンブルです。楽器小僧でなくてもこれは買い!だと思いますよ。
世界遺産テーマ曲のイメージとは結構違います
★★★☆☆
デジタルグルーブが前面に出た打ち込み系のリズムがお好きなfusion guitar好きの方にはお奨めのアルバムです。ニールラーセン・バジーフェイトンと競演した2作目「Silver Shoes」に全編を通じて流れていた、都会的且つ寛いだ雰囲気が好きで鳥山さんを聴き始めた私にとって この作品は、多少エッジが効き過ぎた感があり、それが星3つの理由です。つまり、単に個人的な嗜好の問題であって、クオリティと言う意味では、他の作品に引けを取る訳では決してありません。因みに、この次の作品「プラチナ通り」では、尖ったところやデジタルっぽさが多少抜けた気がします。
余談ですが、このアルバムに参加している佐藤博さんの「AQUA」というアルバムには、このアルバムのタイトルチューン「TRANSFUSION」が別バージョンで収録されています。