再発見できる本
★★★★☆
単純に楽しめる本です。
小西氏のジャンルをわたりメジャーからマイナーに至るまで
幅広くレコードを聴いていらっしゃることには本当に
脱帽ですし、かといってよくある押し付けがましい
こレコードを聴け的なマニュアル本にはなっていない
ところが大変気に入っております。
音楽素人もレコードマニアも本書によって再発見があること
間違いなしです。
誤植なのかチェックミスなのか...
★☆☆☆☆
内容は面白く読めますが、巻末の作品カタログの型番がいい加減すぎます!
ショップに注文したら違うCDが来るわ来るわ!!!
こんないい加減な編集でカタログを出すのはどうなんでしょう?
これ、学研が弁償してくれるんですか?と聞きたい。
各アーティストの、軽い読み物としてのみ楽しめる本です。
この本で作品に興味を持っても、あらためて型番なりなんなりをチェックしてからオーダーする事をおすすめします。
ある個人史
★★★★☆
20年ほど前、雑誌[POP IN'S]に掲載されたPizzicato Fiveのフェイヴァリット・レコードのリストに随分と影響されたクチなので、本書も興味深く読んだ。
ただし名盤ガイドというより、レコードという滅び行くパッケージ・メディアを通して描かれる音楽狂の個人史として読むべき一冊。個人的にはフランシス・レイの「パリのめぐり逢い」のサントラが猛烈に聴き返したくなったのが効能。