夫は熱いうちに鍛えろ
★★★★★
一番ためになったのは、「夫は熱いうちに鍛えろ」。
これにつきるかもしれない。
後は、「60点主義の勧め」も無理をしないという趣旨で重要だろう。
参考になる情報、文献も記載があり、女性の理系の人だけでなく、
理系の女性と結婚した男性も必読。
女性の「理系のセンス」
★★★☆☆
本書では、女性には「理系のセンス」があり、それを生かして積極的な研究生活を送る道もあるということが書かれている。小見出しが多くつけられており、主張がわかりやすくなっていると思う。モットーは、「ABC:Girls be Active, Beautiful and Creative!」。
大事な事が1つ書いていない
★★★☆☆
今は男女共同参画・・の影響で女性の採用が推奨されているので、この本が書かれたときよりも(=著者の経験よりも)女性が研究職@アカデミックポストを得るのは簡単に(元々が元々ですが)なってきています。
でも1つ書いていないことが。著者の最終学歴は京都大学です。実は同等の学歴を備えていないと、アカポスを得ることは非常に難しい。今は博士卒が有り余っていて、名門大学卒を優先して採用しても十分優秀な人材が確保できるからです。(また対外的に説明もしやすいし)
これから大学を受験する高校生や幸運にも超名門大学に所属する学生であれば、この本を参考に将来を考えても良いとは思うけれども、そうでない場合、痛い目にあうと思う。
具体的な方法
★★★★☆
理系に進むとはどういうことか?どのようなメリットが?どう学んでいけばいいのか?
それらの点について答えたのが本書です。
素粒子論と免疫学が専門の2人の女性研究者による著書になります。
学部・学科についての16のアドバイスでは物理学や自然人類学など様々な分野の魅力が語られています
ほかにも、子育てについてのアドバイスも豊富です。
海外へのアプローチも推奨されています。
結婚についても書かれており男性にも読んでほしい書物です。
女性研究者になりたいと夢見たことのある人におすすめ
★★★★★
この手の本は精神論が多いので
あまり期待せずに読んだのですが,国際会議や学会でどう
自分をアピールすればいいか,また子供を育てながら研究をすることに
ついて気負いなく書かれていることに感心してしまいました.
実際,工学部などの男性ばかりの研究室で
女性はどういう立場を目指せばいいのか・・・
今まで知りたくても誰に聞いていいのか分からなかった内容を
優秀な女性研究者が赤裸々に書いているので
ホントに知りたい情報ばかりが載っていると思います.
ぜひ娘を持つお父さん方に読んで欲しいです.