ほのぼのする笑いを
★★★★★
70年代の映画なので、今に比べればテンポなどはゆったりと進むけども、ストーリーは簡単だし、見てて面白いので、お子さんのいる家庭の場合は、安心して一緒に見れます。
斜陽の映画監督が、干されないようにと考えたのが、いろいろなスターを使ったサイレント映画を撮る企画。(というのをサイレント映画で作ったのが本作)
様々なスターに会いに行き(もしくは偶然出会い)出演を依頼していきます。
映画の前半は、スタートの交渉を。後半は出来上がったフィルムの争奪戦。
ほんとにたった一言だけのセリフを、普通はセリフをしゃべらない世界トップの、今は亡きあの方がしゃべりますが、文字でもたった二文字なので、聞き逃さないように!
ポールニューマンのレースシーンもあります。
ライザミネリのシーンなどは、まさに吉本新喜劇ですな。
あと、アン・バンクロフトが綺麗でした。
当時、すでに映画はカラーで、米国のかたたちも、やはり昔のチャップリン時代を懐かしんだんでしょうかね。
ノスタルジックな新喜劇です。
おすすめ!