これは初心者向けの本ではありません。
「基礎からマスター水泳」と同時に買いましたが、
そちらの方がずっと分かりやすかったです。
これはある程度泳げるようになった日とでないと、
何の話をしているのかさっぱり分からず
イメージもつかめません。
中級〜上級者向けというには初心者レベルの話からしているし、
立ち位置が中途半端です。
初心者（２５m泳げるかどうか）という人には向きませんし
ある程度泳げる人はネットなどで情報を拾ったほうが分かりやすいでしょう。
私は一ヶ月前は１０mも泳げないカナヅチでしたが、
「基礎から水泳」と、友達の３日間のマンツーマン指導で
一ヶ月で２００mおよげるまでになりました。
それだけ泳げるようになった今、やっとこの本が活躍し始めています。

そして。。余計なお世話ですが、
この本は短いスイムパンツをはいた男性の
濃いすね毛がず〜〜っと出てきます。正直気持ち悪いです。
やっぱり、見た目的にもモデルは女性か、
ロングパンツですね毛の薄い男性を使って欲しかったです。。
（私は女性です。。）

子供に平泳ぎを教えてやろうとして、はたと考えた。これでいいのだろうか・・・。20年以上前にスイミングスクールでならったが、そもそもどのように習ったか記憶がない。おまけに近年の技術革新で、そもそも泳法が変わっているのではないか・・・。そのような疑念を、この本はきれいに一掃してくれました。とてもわかりやすく足の動きが解説されていて、いわゆる「あおり足」の直し方もばっちりです。DVDがついているので、子供と一緒に見ましたが、子供もふむふむといって早速練習。こどもだけでなく、自分もその通りにやってみると、キックの推進力が全然違いました。一石二鳥、とても役に立つ本です。クロールも「自分のために」購入します！

『4泳法がきれいに泳げるようになる』では、1冊に4泳法のことを詰め込まないといけない上、DVDがついていないので、分かりにくかったので、購入しました。
さすが、オリンピック候補選手を育成している中央大学の教授だけあって、理論と実践の両輪から、わかりやすく指導しています。
特にDVDで動的な泳ぎの全体像を見せてくれる所が、とてもよいです。
なぜなら、写真は全体の動きの中の一部を切り取ったもので、静止的で、前後の動きが見えてこないですが、DVDがあれば、流動的に掴めます。
また、何よりも、作者自身が楽しそうに、素人の立場に立って、水の感覚を掴んだり、親しむ段階から、教えてくれています。
残りの背泳とバタフライのDVD付きの本も出して欲しいです。
　

自己流で泳いでいた初心者ですが、この本を読んで練習したお陰で
長距離を泳いでも疲れが少なくなりました。

１０００ｍ泳いでぐったりしていたのに、練習の成果で２０００ｍ泳いでも
余裕を残せるくらいになりました。

特に手のかきと足のキックのタイミング、キックの時の足の蹴り出し方等
とても参考になりました。

　用語の説明がないため、他の本またはネットで検索しつつ読む必要があります（スカーリング等）
　泳ぎ方もほとんどが省略されており、特に知りたかったキックの練習に至ってはビート板を使えば飛躍的に上達するとしかありません。ビート板を使ってどうやるのかは、自分で考える必要があります。
　不思議な表現が多く、「水を感じる」「水を覚える」と言われても意味が分かりません。
　またイメージという表現も多く、ゆったり長いイメージとか、ジョギングのようなイメージとか、ジャンプをするイメージとか、良いイメージとか、それではさっぱり分かりません。自分の中にイメージはありますが、それが本書の意図するイメージと重なっているのかどうかは分かりません。
　ある程度泳いでいる人には分かる表現なのかも知れませんが、２週間そこらの自分には何が正解かさっぱり分かりませんでした。