脳の仕組みや、それを活性化（？）させる方法について基本的なことが学べます
内容も面白くて分かりやすく、脳化学について勉強したいときの入門書としては良書だと思います
ただ、タイトルに東大脳とついていながら、内容はほとんど東大脳とは関係のないことばかりなような・・・
あとがきを読む限りではどうも出版社側の人が営業戦略でつけたようですが、かえって失敗してるような気もします。
そこが残念

最近の脳科学について分かりやすく面白く書かれています。
子供を賢くしたい！という子育て中の人、資格取得などに勉強中の人、うつ病の人、禁煙したい人に、
脳科学からのヒントあり。

いろいろな「東大脳」関連の書籍をいくつか見てきましたが、
これはいちばん科学的でお勧めです。

１．内容
東京大学の教授さんで、常日頃から東大生を見ている著者が、東大生が持っている特長を１０にまとめて「東大脳」とし、そのような特徴を持つために、著者の専門分野の知識を開陳したもの。人間の性質は先天的なものと後天的なものがあるが、先天的な性質も、環境によって変わるのだそうで、となると、よりよい脳の状態を作るには、自己肯定感を持ったり、趣味を多く持ったり、有酸素運動をしたりといった、本書で示されている方法をすればよい。
２．評価
知識面では、あまり目新しいものがなく（逆に言えば安心して見られるということだが）、「東大脳」と銘打っているわりには、あまり東大色を感じないので、それを理由として星１つ減らすが、値段も廉価で、それなりの知識があるので、買って損はないだろう。また、東大絶対礼賛でもないところもよい（ｐ５「東大生には、もちろんマイナスの面もあります」。もっとも、多少の特徴はあっても、おおむねその人の個性だと思うが）。

タイトルや前書きと、内容の関連が薄いです。
脳のことには触れてるけど、東大脳の作り方は書かれてません。

売りたいのかなんなのか知らないけど、
タイトルだけ気張ってて中身がついてってない本を良く見かけますが、
この本はその典型。

広告ならジャロに訴えたい！　白物家電ならメーカーにクレーム！
だって表に書いてあることが中身に載ってないんだから。

こういう悪しき習慣は出版業界の為にもならないし、
消費者も馬鹿にされた気分になります。

ほんと勘弁して欲しい。　なんで本だとこんな過大広告みたいのが許されるんだろ？
管理する団体がいないのかな。

書き手の皆さん及び出版業界のみなさん。
頼むのでタイトルと内容は一致させてください。