この教科書は日本語初級レベル計300時間の学習を終えた日本語学習者向けに初級から中級への橋渡しをするように作られています。特徴は日本の職場などで日常的に使う表現を中心に編集された会話中心の内容です。構成は機能シラバスに基づいていて、各課のテ-マは「分からないことを尋ねる」「依頼をする」「許可を求める」といったようになっています。
わたしは日本語をこの教科書を使って中級クラスで教えています。内容は簡単です。一方、外国でこの本を使うのは少し、難しい面があります。また、教科書はすべて日本語で書かれています(単語などは分冊で英語・中国語版があります)。