いい会社の根本的な考え方
★★★★☆
いい会社の定義は色々あるだろが、一つの定義として小さい元手で沢山稼ぐ会社という考え方がある。
最近の経営は株主を意識せざるを得ないから、資本コストを上回る収益性がある会社とでもいうのだろうか。
これを経営指標で表すとROE、ROA、ROIC・・・。
しかし、この手の指標を解説した本はとにかく難しく書いてある。
この点、この本はとっても分かりやすく書いてある。
難しい本を10%程度理解するなら、簡単な本を100%理解したほうがいい。
そういった意味で、きちっと理解していない人、ちょっとタイトルが恥ずかしいが、手をとってみてはいかがだろうか。
なかなかの本である。
ただし、敢えていうと、企業価値向上のためのバリュードライバーという視点をより全面に出すと「今どき」になったのではないだろうか。