御大の足跡
★★★★☆
何故かここのレビュー、09年発売の紙ジャケと90年の輸入盤が一緒くたにされてるので注意。これは紙ジャケについてのレビュー。
GOGOsと並んでガールズバンドの走りですね。やはり聴き所はこの時期ノリにノっていたプリンスが提供したマニック・マンデーでしょう。元々プリンスが彼女たち(というかスザンナ・ホフス)のファンで、肩の力抜いて軽くこさえましたって感じのポップナンバーなんだけど、単純にほのぼのしたイイ曲。やっぱこの時期の御大は一種のブランド物というか、安心マーク的な存在感がありました。他にも「エジプシャン」なんて珍曲もあります。彼女たちの自作曲が「猛烈」につまらないのはご愛嬌では済まされないんだけど。まあバンド自体のポテンシャルは低いんでしょうね。
ボートラのマニック・マンデー(エクステンド・バージョン)は単なるロングバージョンとは違って、アコギとストリングスによる間奏が追加された完成形ともいえる秀逸なモノ。これが入ってるだけでも商品としての価値は格段に跳ね上がるというもの。...と思ったら来月(2010年9月)に懐古廚御用達レーベル“CHERRY POP”から2枚組デラックスエディションが出るようです。輸入盤ですが、気になる人はそちらを購入するといいのではないでしょうか。
80年代、バングルスの名盤、紙ジャケリマスター&リイシュー!!
★★★★★
バングルスと言えば、ゴーゴーズと並んで80年代一世風靡したガールズポップバンドでした。
自分たちで演奏して歌うスタイルは、バナナラマやノーランズとは違い、カッコよかったもんです。
日本のプリプリとかにも影響を与えたんじゃないかなぁ。
そのバングルス一番の名曲は、胸キュン「胸いっぱいの愛」なのでしょうが、
アルバムでは、このシルバー・スクリーンの妖精が最高だと思います。
日本での人気を決定づけた歌謡曲のような「マニック・マンデー」。
映画マネキンのオープニング、オリエンタルな雰囲気の「エジプシャン」。
などなど、彼女たちの魅力溢れるサウンドが満載なのですね。
今回のリマスター&紙ジャケで、80’sコレクションに加えたいと思います。
おまけボートラの「マニック・マンデー(エクステンド・バージョン)」も嬉しい収録です。
バングルスの出世作か(^^;
★★★★☆
年季の入ったリスナーという訳ではありませんが(^^;、'80sのミュージックシーンはやはり思い入れが深く、殊、ガールズ・ロック・グループという事だと、ランナウェイズ、、ではなく、ゴーゴーズやバングルスが真っ先に頭に浮かんできます。
1stアルバムではそれほど注目していなかったのですが、2ndである本作('85年作)は彼女らのアピールポイント−よく言われるように、バーズのそれを意識したようなコーラスワーク−、メンバー各自が持つ楽曲性の違いをより明確に打ち出した点などが高評価につかがったのかも知れません。
良くも悪くもヒット・チャートを賑わせた[1]、[4]は外部のライターによるもの([1]は殿下がクリストファの変名で彼女達にプレゼントした事は周知のところですね)ではありますが、次作につながるコーナース・トーンとしての意味合いも持っています。
prince絡みで
★★★★★
「へぇ~じゃぁちょっと聞いてみようか?」と買ったのが始まり。
クリストファーとかっていうふざけた名前でprinceが書いた
manic mondayはもちろん最高なんだが、それ以外の曲の良さにびっくり。
んで結局、解散後のsusanna hoffs(ボーカル)アルバムまで
全部買うことになった。「大ファンです」つ~こと
「ガールズポップ」
★★★★★
THE GO-GO'Sの後継者とも言うべき80年代の
ガールズポップバンドの代表的存在で一世を風靡した
バングルスの2枚目のアルバム。
このアルバムで一気にその名を広めた大ヒット作で
収録曲④は全米№1も輝いてるし、その他①③⑦も
大ヒットとなっている。
シンプルで分かりやすいメロディにメンバー
4人の可愛らしさが絶妙で日本にもファンが多かった。
特に①は奇才プリンスが書いた曲という事で話題も呼んだし、
Voのスザンナとの噂も取り沙汰されていた。
その後も映画「レス・ザン・ゼロ」の主題歌で
サイモン&ガーファンクルの名曲「冬の散歩道」
をカヴァーし、この曲も大ヒットとなった。
まさに80年代のガールズポップバンドの人気を
一人占めしたような活躍ぶりだった。