伝説のアクション刑事ドラマ「Ｇメン’７５」のサウンドトラックＣＤの第二弾！
第一弾を視聴した私は「残る第二弾にはきっと第一弾に収録されなかった多くの曲も全て収録されているに違いない！」と強く思い期待しました。
そして待望のこの第二弾を視聴したところ、基本的にこれは素晴らしい。
第一弾に入っていなかったあの曲この曲もかなり収録されていました。
しかしそれでもまだ収録されていない曲が多い事に愕然としました。
詳しくは、女Ｇメン役で「夏木マリ」さんが出演されている頃の劇中曲数曲が入っていないのです。
かくいう私はこの頃のエピで毎回流れたその数曲が「Ｇメン音楽」の中で最も好きでした。
それが収録されていないのには個人的に大いに不満を感じ、またとても残念に思いました。
あのマリさんの頃のいまだ未ＣＤ化の数曲を収録したＣＤを是非、この次にはリリースしていただきたいと思います。
ああ、あの第231話「危機一髪！車椅子の女刑事」で犯人が病室からアパートの自分の部屋を見て異変に気付くシーンの後に流れ出す、あのスリリングな名曲がＣＤで聴きたい…（涙）。

最後に本商品の「ＣＤ評価」は内容事態は第一弾同様に基本的に素晴らしいですが、未収録曲が多い事もまた事実なので星ひとつ減で★★★★☆です。

伝説の刑事ドラマ「Gメン'75」サントラ集第２弾！
第１弾に続き、菊池氏のアレンジの多彩さ、巧みさには驚きます。
本盤も菊池俊輔氏の真骨頂ともいえる「アクション音楽」全開で、アップテンポの軽快な曲が特長です。
ほぼすべての曲が、Ｇメン'75のテーマと主題歌、挿入歌のアレンジのみで、アクション、スロー・バラード、などなど、これだけの曲を作られるとは、さすがです。
しかも、１、２、では収録しきれず「Gメン'75＆'82ミュージックファイル」もリリースされています。

本盤で特筆すべきは、「2. 北ウィングの女刑事(「面影」アレンジBGM)」の１曲だけがステレオ収録されていることで、びっくり。素直にうれしい！貴重です！
「25. 道（TVサイズ）」は島かおりとこおろぎ73の歌入りです。

ブックレットには、第２０１話から最終３５５話までの放映リストと、曲目録音の詳細なデータを収録。
（リスト前半は、ミュージックファイル１に掲載。）

音楽の菊池俊輔氏は、映画の音楽や人気テレビ番組、数々の長寿番組、高視聴率番組の音楽を担当されたことで有名です。
古くは、映画「昭和残侠伝」「兄弟仁義」「女囚さそり」「女必殺拳」などから「吸血鬼ゴケミドロ」「昆虫大戦争」、
アニメ「タイガーマスク」「新造人間キャシャーン」「ドラゴンボール・ドラゴンボールＺ」「ドラえもん」、
テレビ「暴れん坊将軍」「赤い疑惑」「赤い衝撃」「スチュワーデス物語」などなど、多数手がけられました。
特撮系では「仮面ライダー」「アイアンキング」「ロボット刑事」「電人ザボーガー」ほかも担当されています。
（とてもすべては書ききれません。）