苦しんでいる人にとって価値がある本
★★★★☆
初めてこの本を読んだ時、痛いほど共感した。
私達が今まで味わった思い、色んな痛みをその本は切実に書かれてあったからである。
健聴者では決して味わえない気持ち。それが精密に描かれてあった。
その本を同じ聴覚障害を持つ友達に貸したところ、「私の他にもこんな思いしている人がたくさんいたんだ。読んでて気持ちがとても切なくなった。こんな本は初めて読んだ」という感想が返ってきた。
この本は、研究向けというよりも、聴覚障害を持つ人、その親などにぜひ読んでもらいたい本だ。
この本を読み、苦しんでるのは自分だけじゃないってことに気付いてもらいたい。