新境地を目指す?現代的内容
★★★☆☆
①は、まっとうなバラード・チューン。プログラミングされたディジタル・サウンドに時折挿入されるアコースティック・ギターが良いアクセントとなっている。
③は、そのカラオケ。
②は、クラシックはSCHUBERTの代表曲のカヴァー。ヒップ・ホップ調のアレンジに、彼女の声による“Ave Maria”のコーラスが重なり、バックに日本語の歌詞がラップで歌われるという、とてもユニークで斬新な解釈だ。だだし、彼女自身の存在感は希薄。
とやかく言う必要もない人だが、現代的な作風になっているため、この作風を往年のファンが受け入れられるかは疑問。
むしろ若い世代にアピールするような内容な気がするし、おそらくそれが狙いなのではないだろうか。