いい話!
★★★★★
短編だからこそきれいにまとまった話になったのでしょうが、私はこの世界観をもっと楽しみたいと思いました。番外編を描いても余程大きく踏み外さない限り受けるでしょうね。
起承転結がしっかりしていて分かりやすく読みやすく、また絵もきれいです。他の作品もいわゆる「ありがち」ではなく面白いですが、やはり表題作が格別。そもそも学園恋愛的なものがうける今において新たに歴史を題材にした作者の勇気に拍手です。またこういう挑戦をしてほしいなあ。
小説にもなったらしいのでやはり人気があったのでしょうね。
重耳ですよね(^-^)
★★★★★
和泉さん的重耳ですv ニの姫=重耳。一の姫と三の姫も歴史をふまえていてとても楽しく読めました。
わからない人は中国・戦国時代で設定をぐぐってみたりして下さい。宮城谷昌光の重耳も楽しく読める人なら二重においしいです。
いのち短し 恋せよ乙女
★★★★☆
女を助ける男、男が助けた女、その女と男のお話。
イイお話です。
共感する点三つ。
1.人の可能性を信ずる
2.学ぶ
3.生きるために喰う
甘いロマンスですが、これはコレでイイですよ。
言動を表す表の画と、心の内を描く画の対比もおもしろい。
時代ものが好きな人もそうじゃない人も楽しめる
★★★★☆
こちらのレビューで評価が良かったので読んでみました。
すごく良かった!
時代ものは好きだけど、結構気合いをいれないと読めない私…(時代背景とか疎いので)
でもこれは気軽に読めて楽しめました。
切なくてホロっとなっちゃいましたが最後は笑顔でハッピーエンド☆
ラストも、ベタと言えばそれまでですが、後味が良くてすごくきれいな終わり方です。
読んだ後、二の姫よかったねって幸せな気分になりました。
欲を言えば、二の姫の物語だけを一冊の単行本にまとめてほしかったです。
他の短編もつまらなくはないのですが、雰囲気というか「二の姫の物語」を読んだ直後には
あまりオススメできないかも(笑)
確かにこれはいい話
★★★★★
この作者さんには歴史ものがぴったりあっているんじゃないか?と思わざるを得ない出来。「二の姫物語」以外に二つ現代もののストーリーが載ってますが、それと比べてもこのお話が一番いい。
周囲から愚図姫と呼ばれ、馬鹿にされていた二の姫と、彼女に仕え、彼女を支えた若者ののラブストーリー(といっても差支えないと思う)。二人が徐々に距離を詰めていく過程も丁寧に描かれていて共感できるし、特にラストの戦の場面ではうまくいくんだろうなと分かっているのになぜか一緒にハラハラドキドキしてしまう。二人の別離のシーンでは思わずホロリとしました。
ラストはちゃんとハッピーエンド。
分かっていても面白いんだな、こういうの。
読後感がとてもいいし。
もっと中華風歴史もの描いて欲しいですね!