「退屈な人間社会」を痛烈な皮肉とともに描いた、原作マンガが異例の大ヒット。実写映画にもなり、社会現象的な大ブームを呼んだ「デスノート」待望のアニメ化。「毎日、毎日同じことの繰り返し。この世は腐ってる」と退屈している、夜神月(やがみ・らいと)。彼は、死神のリュークが戯れに人間界に落とした「デスノート」を拾うことで、運命を変える。「名前を書くと死ぬ、だって、本当にくだらない」といいながらもノートを無視できなかった、月。退屈な毎日への辟易した思い、世の中に横行する悪に対する怒りと無力感は、きっと共感できるはず。ノートに名前を書くだけという、アニメの題材としては最も地味なシーンを、超高速移動手持ちカメラ風の演出でアクション的に見せていて、映像としても見ごたえたっぷり。「やっぱり人間っておもしろ!」(志田英邦)
原作ファンにも、初見の人にも満足いく内容だろう
★★★★★
原作であるマンガも全巻持っているが、
マンガの雰囲気をきっちりと出しつつ
非常に高い完成度で作られたアニメ。
原作ファンにも、初見の人にも満足いく内容だろう。
声のキャスティングから画質、演出、音楽に至るまで
文句をつけるところがない。
観終わったあとにすぐ次を観たくなる魅力と
ドキドキさせる迫力がある。
特にクライマックスの迫力が秀逸で
画面の揺れや絵のタッチやカメラワークがたまらない。
マンガを買い揃えるのが難しい人は
ぜひアニメ版のレンタルを。
アニメ版デスノート
★★★★★
遅ればせながらアニメ版デスノートを観ました。
デスノートは原作の漫画、実写映画、アニメ版と三つありますが
この三作ともラストが異なっています。
同時に三作とも視聴者に与える印象が違っているのが特徴です。
正直言って三作とも甲乙つけがたいです。どれも快作です。
アニメ版はスタイリッシュな都会派ムービーの感があります。
そして何よりも主人公は夜神月。
宮野真守さんの名演技もあいまって月の生き様が深く感じられる。
Lも海砂も漫画よりも内面にそれとなく触れてあって、ドラマを奥深くしています。
原作で事件やトリックの解説を登場人物が語るシーンがありますが
アニメでは事件の映像やイメージと絡めて登場人物が声優さんの声で語ります。
正直言って非常にトリックや事件の把握がしやすい。
原作でわかりづらかったトリックもアニメで納得したものが多かったです。
第一巻は原作にはない月の退屈な学園生活が少し描かれていますが
これラストの伏線になっているとは思わなかった。
最終話を観てから第一話を観ると月があまりにも遠い場所に逝ってしまったのを痛感する。
賛否両論あるアニメですが私は大好きです。
ハマりました
★★★★★
月役の声優、宮野真守の演技がイイ!
リアクションに伴う演技が最高です。
TVに出演した、
Lの偽者を葬った時のライト君の左目が見開かれた時の
「あはっ」とか。
煩わしい点が一つ。DVDを再生すると実写映画版のDVDの広報が入ります。リモコン操作で飛ばす事ができません!レンタルじゃないんだから、省いて欲しかったなぁ。
原作からアニメ版へ。最高傑作!
★★★★★
アニメ版は全37話。全巻見てレビューを書いています。
素晴らしい出来です。より深い感動と内容を理解する為にも
原作(全12巻)を読んでから見られる事をお勧め致します。
OP音楽からデスノイメージぴったりで文句なし。
耳にするまで不安だった登場人物のボイスも、違和感なし。
特に主人公の月(ライト)の声は適役といっていいほど素晴らしい。
とてもエロくてキモいです(笑。褒めてます)。流石です。
シリアスな場面でも爆笑、キャラを知っているだけにかゆい(笑)。
中盤からは涙に変わってきます。アニメとわかっているけど、
彼らが痛々しい・・もっと違った出逢いはなかったのだろうか・・
と本気で考えてしまいます。(Lと月)
終幕へ向かって狂人じみてくる彼(月)の声は大変凄まじい。
全体的に背景が薄暗いのも、デスノ雰囲気が醸し出されててGoodかと。
感動への幕開け─第1巻!是非手に取ってご覧になってみて下さい。
Lが登場する回から更にグっと面白くなってきます。BGMも素敵です。
原作とはまた違った、素晴らしい終幕が待っています。
そこへ辿り着くまで長いけど、途中からオリジナルも入り非常に面白く、
原作を読み返してから見て行くのも楽しいと思いますよv
「・・最後まで見てきて本当に良かった・・!!」
と心から思えるアニメは生まれて初めて。この感動は一生忘れたくないです。
今までないくらい最高です。ぜひ全巻観てほしいです・・!
★★★★★
原作読んでからアニメを見て、これほど満足したものは今までにないです。
スタッフの方は、原作はもちろん、月くんやL、リュークやミサをしっかり愛してくださっているいうことが
ひしひしと伝わってくる作品でした。
残念なことをしいていえば、もっともっと時間を割いて長くやってほしかった〜ってくらい・・!
2部は少しはしょりすぎて少々残念ですが、ぜひ最後までみてほしい作品です。
アニメで自分がここまではまるとは思いませんでした。全巻持っております。買って悔い無しです。
アニメといえば、見る人が真っ先に気になるのは「声」ですね。わたしはみんな好きでした。
言わずもがなでしょうが、中村獅童さんのリュークなんて、ほかの方は考えられませんし、
アニメのラストでは、映画と同じような台詞なのに、
非常に感慨深いものとなっていて、こうまで違うのかと驚きです。
宮野さんの月くんにいたっては、1巻から飛ばしてくれていますので、
優等生の月くんと壊れ気味の月くんを演じる技量には感服しました。
紙面から抜け出たような声で、なんだかもう神がかってぴったりです・・!
ああ、あとL・・Lなんですよ・・・! これに関してはいろんな意見が出ていましたけれど、
自分は、アニメで大の Lファンになりましたデス。
ミステリアスというのでしょうか・・山口さんの声が素敵過ぎて、
Lが登場するとつい照れてニヤニヤしてしまう自分がいたのでした。
Lにはやはり、冷静さだけではなく、断固とした決断力と統率力をも発揮してほしかったので、
「世界の切り札」という浮世離れした設定がしっくりくる、大人のLに出会えてとても幸せです。
1巻では、まだかっこいいLのみですけど、これからいろんなLが登場しますので
まだ観ていないLファンの方は、ぜひ温かい目で以降の彼を見守りつつ楽しんでくださいませ。
アニメはほぼ原作に忠実ですが、やや登場人物に同情的な視点となっております。
月とL。対照的で似ている2人に何らかの絆を見出せそうで、
エンディングも少し視点を変えると、こんなふうに感じ方が違うのかと、感動させられました。
総集編のリライトも悪くは無いのですが、この面白さすべては伝え切れません。
ぜひ全巻観てほしい作品です。