ドーナツ盤時代でいうＢ面がいいですよ。特に「風の中」と「わかれ」はいいですよ。古風な恋愛の一断面とでもいいましょうか。千春の歌唱も力が抜けていい感じです。ジャケットの写真、特にこれも裏側がいいんです。流氷オホーツクぽいのです。（まさか北極？アラスカ？）

　僕はふるさとが好きです。
ふるさとを離れて上京して、一人暮らし。
そんな生活をされている方全ての方に聴いてもらいたい曲です。
一人暮らしは何かと時間的にも自由なところがあって
楽な点も多いけれど、淋しい面もあって、
そんな淋しい気持ちを歌っていて大好きです。

「恋」「人生の空から」「長い夜」は今でもLIVEの定番曲です。
発売当時は「起承転結１」が１２曲で本作が１０曲の収録でしたので、
何か少ないなぁ〜と思っていた事を思い出します。
「帰ろうか」「わかれ」「風の中」は（たしか）本作でしか聞けませんが、とても千春らしい楽曲です。
本作リリース後の翌８２年夏、伝説の「真駒内LIVE」が開催されました。

このアルバムが､千春さんの代表作と言っても過言ではないと思います｡
いわゆる｢承｣の時代のシングル曲集ですが､名曲が多いのです｡
当時｢長い夜｣はロック調で､千春さんっぽくないカナ？
逆に｢恋｣や｢人生の空から｣は､千春さんらしい曲だと思いました｡
シングル曲をまとめて聴けるのは便利なので､LPレコードで購入しました｡
(今も大切に保管してます｡)
このアルバムを聴けば､松山千春さんの素晴らしさの一部が解ります｡

このアルバムに収録された「恋」「帰ろうか」はボニーキャニオン時代に出した最後のシングルとバージョンが異なることを。オリジナルシングルバージョンがＣＤ化になった「ベスト32」にそれが収録されました。