うーん…
★★☆☆☆
期待したのだが、途中で読むのをやめた。
「まさか、ランボーを知らない人はいないと思うけど」(p23)
「たとえば、相田みつをという「詩人」がいて、とても人気がある。まさかこの授業を聴くような人に、そのファンだなんていう人はいないよね。読んだこともないんじゃないかな」(p42)
「そう、今日、文学においてのみならず、「私探し」のなんと蔓延していることだろう。だが、それは少々頭の弱い人たちに任せておけばよい」(p44)
こういう高慢な文章にへきえきする。別に僕は相田みつをが好きではないが、(嫌いでもない)こういう「自分は特別なんだ」という信念につらぬかれた人の文章を読むと、やれやれ、と思う。しかも、「少々頭の弱い人たちに…」は問題じゃないか?
現代詩入門
★★★★★
この本はただの詩の入門書ではなく、"現代詩”の入門書です。「現代詩はようわからん」という人は結構多いと思います(私も含めて)。この本では、現代詩への誘いが非常に魅力的かつ挑発的に語られます。なにしろテクストがあのランボーの「地獄の季節」ですからね。「ランボーカッコよすぎっ!! 俺も詩人になるゼ〜」ってなりますよ。これに火をつけられる未来の詩人もいるんじゃないでしょうか。そういう私も、自分で詩を書いてみたいなあ、なんて思ってます。いやはやこんなにも魅力的な世界があったとは・・・ とてもいい本でした。
うーん…
★★☆☆☆
期待したのだが、途中で読むのをやめた。
「まさか、ランボーを知らない人はいないと思うけど」(p23)
「たとえば、相田みつをという「詩人」がいて、とても人気がある。まさかこの授業を聴くような人に、そのファンだなんていう人はいないよね。読んだこともないんじゃないかな」(p42)
「そう、今日、文学においてのみならず、「私探し」のなんと蔓延していることだろう。だが、それは少々頭の弱い人たちに任せておけばよい」(p44)
こういう高慢な文章にへきえきする。別に僕は相田みつをが好きではないが、(嫌いでもない)こういう「自分は特別なんだ」という信念につらぬかれた人の文章を読むと、やれやれ、と思う。しかも、「少々頭の弱い人たちに…」は問題じゃないか?
現代詩入門
★★★★★
この本はただの詩の入門書ではなく、"現代詩”の入門書です。「現代詩はようわからん」という人は結構多いと思います(私も含めて)。この本では、現代詩への誘いが非常に魅力的かつ挑発的に語られます。なにしろテクストがあのランボーの「地獄の季節」ですからね。「ランボーカッコよすぎっ!! 俺も詩人になるゼ〜」ってなりますよ。これに火をつけられる未来の詩人もいるんじゃないでしょうか。そういう私も、自分で詩を書いてみたいなあ、なんて思ってます。いやはやこんなにも魅力的な世界があったとは・・・ とてもいい本でした。