すべてのパーツが合いません。逆にここまで合わないキットを設計するほうが難しいのでは無いでしょうか。
まともに組める部分の方が少ないという悪夢のような欠陥キットです。

特にコクピットはひどく、この部分は新規金型で作り直すべきです。

いや、なにもかも全部作り直すべきでしょう。

モデラー歴１０年。普段はキャラクターもの（ガンプラほか）から艦船、クルマ、バイク、飛行機など、ジャンルを問わずなんでも作っています。ヨンパチ飛行機では、大戦機はたくさん作りましたが現用機（退役済ですが）は初めてでした。
「難物」との評判で、当初はかなり身構えてしまったのですが、結論から言うとなんとかなりました。
ただし、全く合わないパーツや製作手順に注意が必要な所などが散見されるため、事前になんの情報もナシに製作すると痛い目を見ることは請け合いです。
他の方も書かれていますが、モデルグラフィックスの２００５年１２月号がかなり参考になります。バックナンバーもまだ手にはいるようですので、これから製作される方は是非とも入手されることをお勧めします。また、ＨｙｐｅｒＳｃａｌｅなどのＷｅｂ上の製作記時も参考になると思います。
製作の際は、細かい段差や隙間などが発生することも多いので、念入りに仮組、すりあわせを行う必要があります。それでも発生してしまった段差や隙間はパテ等を使って埋める必要があるので、そのための技術も必要です。またパテ盛りやサンディングを行うとパネルラインが消えてしまうことが多いので、スジ彫りのテクニックも必須。
個人的には、よく言われるほど「難物」とは感じませんでしたが、キレイに仕上げるには上記のようなる基本的なテクニックは身につけておく必要がありますし、事前の情報収集も必要と感じました。

追記）
デカールは固めで厚みもかなりあります。また、カルトグラフ等と違って割れやすく、特に細かい凸モールドになじませる際は注意が必要。キャラ画の部分は印刷を重ねる関係で特に厚く、固くなっており、クレオスのマークソフターはあまり効き目がありませんでした。蒸しタオルが有効との情報もありますので、試してみると良いと思います。

他の方のレビューでも触れられていますが、
１／４８ハセガワトムキャットということで本体工作の難易度もさることながら、
大判のデカール貼りも大変なことが容易に予想できます。
部品注文でデカールA,B（分割されています）を注文すると、
量販店でもう一機買えるお値段になります（A3200円、B1300円）。
部品注文は付属の説明書で1回こっきりになりますので注意してください。

キットのことについて少し、
エッチングパーツが付属しています（キャノピー周り６パーツ）。
メタルパーツがあります（車輪）。
タイヤはゴムのパーツです。
パイロン、増槽はありますが、ミサイルはキットに付属しません、
フェニックスミサイルを６発装備にする場合、別売りの特殊爆弾セット（定価1200円）
が２つ必要になります。

ハセガワさん、マーキング指示は、順番も含め、もうちょっと丁寧にして欲しかったかなと思います。
あとキットの箱絵は他のアイドルマスター機と同様にちょっと買うのがためらわれるかと。
出してくれたことへの感謝で星４つ。

Ｆ−１４Ｄとはマクロスや映画トップガンで有名な戦闘機「トムキャット」シリーズの後期型です。エンジンが換装されているので機体後部のノズルが大型化しています。
キットは通常のＦ−１４Ｄのまま（金型改修は行わない）だそうなので、ガンプラのマスターグレードぐらいのイメージで作ろうとするとかなりギャップがあると思います。組立てのコツは接着剤をつかっていきなり接着せず、マスキングテープなどでとめて仮組し、どこにゆがみや隙間が出来るかチェックして微調整しながら作ることです。
１/４８スケールは飛行機模型では一般的なスケールですが、トムキャットは数ある戦闘気の中でも特に大型の機体のため、このキットも組み立てるとかなりの大きさになります。組立てにもある程度のスペースが必要です。
デカールは大判でうまく貼るにはマークソフターのようなデカール柔軟剤を使ったほうが良いでしょう。
雑誌を参考にするのが良いと思いますが、１／７２スケールの（アイマス仕様ではない）通常版キットであれば低価格で売っているので、そちらで一機実験的に作ってみて、その上でこのキットにチャレンジするほうが上手くいくかもしれません。

最初写真見たとき・・・・ハァ！？って思いましたよ・・・・。プラモデルの姿も時代によって変わってしまうのか・・・・
まあ確かに昔米軍は女優の絵を飛行機に塗ってたとかは聞いてますが。
いや・・・・国民的アイドルであるから良かったわけで・・・・ところでアイマスってよく知らないんですがなんかのアイドルですかね？アニメのキャラクターか？
なんだかとても違和感と言うか・・・とても許容は出来そうもないですな。まぁお手並み拝見でしょうな・・・・・