思考の型をつくる上で役に立った
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早春、産卵期、産卵後、夏、秋、冬という時期を基礎としつつ、天候、水質、地形、ストラクチャー、ベイトフィッシュといった様々な要素を組み合わせてパターンが構成されています。
その77のパターンには、それぞれ具体的な状況や注意すべき3つのポイントが説明されているほか、はじめに使うルアーと抑えとして使うルアーが紹介されています。
また、パターンのほかには、田辺哲男氏のタックル論、ビッグフィッシュ論、キャスティングの重要性といった示唆に富んだ理論についても書かれています。
私にとってバス釣りの自由度の高さは魅力であるとともに、悩みの原因でもありますが、本書は思考の型をつくる上でとても役に立ちました。