1曲目の MISSING WORDはシングルとは違ったアレンジで始まり、2曲3曲と聴くほどに自分の潜在意識の中に広がって行くような感じです。選び抜かれた音と言葉。ハーモニーの美しさ、繰り返しフレーズの微妙な変化。聴く度に新しい発見があるような、本当に奥行きのあるアルバムです。声と曲が心地よく、暖かく優しい歌詞に包まれて行く曲と、不安な自分を励ましてくれるような力強い曲と…本当は紹介したくないほどに大事なアルバムです。

１ｓｔにしてベスト。どの曲も名曲ばかりでいつも何度もリピートして聴いてます（笑）。それでも一向に飽きません。それぞれに味がありながら、目指しているものにしっかりとした方向性が定まっているからか、アルバムとしても非常にまとまりがあり、完成度が高いと思います。イマドキ珍しいくらいに上質のサウンドです。これを買って是非ハマってください！！

聖飢魔２のエース清水長官とは違った音楽。
でもやはりACE氏の大人の魅力は満載。
落ち着いてゆっくりと聴ける曲が沢山。
付かれた気分をリフレッシュさせてくれる一枚です。

『音の向こう側に見える「景色」を楽しんでください。
どんな「景色」を思い浮かべるかは、人それぞれ違うと思いますが、
何かしら「景色」が見えたり「匂い」が感じられたら、
それがあなたとこの「音」との「関係性」だと思います。
そしてそのことこそが音楽の果たすべき役割だと信じています。
・・・ＡＣＥ』

本人がこう語るだけあって、まさに一曲、一曲は、様々な景色が浮かびます。
聖飢魔Ⅱであった事が幻のようにも感じられる曲、ゆったりとした気分にさせてくれる曲ばかりです。
そして、最後の「誰よりもずっと」にはあの元旦の朝ＮＫホールを後にして
家路についた人たち、その日以来のＡＣＥの心境が題材となっている
ファン必聴の一曲です。

この情景あふれる作品たちを皆様、是非聞いてください。