ジャズファン、ソウルファン、クラブ世代も聞ける作品
★★★★★
鈴木勲さん、3年ぶりの新作。
前作「BLOW UP2」が表名盤的作品だったのに対し、今回は裏名盤的作品。
ちなみに表名盤は、私的に「BOLW UP」「BLUE CITY」「BLACK ORPHEUS」など、裏名盤は「ALL RIGHT!」「HIP DANCIN'」「CADILLAC WOMAN」「THE THING」などです。
「シンシアリー鯵ヶ沢」「ノット・ソー・グッド、ノット・ソー・バッド」では和製ジェームス・ブラウンというか和製ブーツィー・コリンズばりのファンクを弾きまくっております。
「アランフェス協奏曲」ではツインドラムを採用、アフリカン・パーカッションみたいなのりでゴリゴリ押しまくってきます。
キャデラック・ウーマンでは、かってソロアルバムでこの曲を取り上げたソウルシスター宮本典子さんを彷彿させるmaruさんのボーカル。
まだまだこれ以上やれそうな余力を残した快作です。