インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

サプリ (1) (FC (335))

価格: ¥980
カテゴリ: コミック
ブランド: 祥伝社
Amazon.co.jpで確認
成長してほしいもんだ ★★★☆☆
「広告代理店でバリバリ働く美女」という主人公が、仕事と恋愛、社会とオンナなどの間で葛藤する日常を描いた漫画。
作者自身の実体験をもとに描かれているのでリアリティは十分、ドラマ化までされた人気作です。

 絵が綺麗で、所々にセンスの光る台詞や考えが出てくる、なかなか力強い作品になっています。

 しかし率直に感想を言うなら、「女の腐ったようなお話」。

 致命的なのは、メインの登場人物となる女性達のことごとくがですね、あまりに未熟で傲慢なんですよ。いつも自分のことばっかり。

 例えば主人公。
 彼女には尊敬している女性の先輩がいるんですが、その人は高齢独女なんですね。そのことを主人公は軽蔑している部分があって、彼氏に「あんなふうになりたくない」みたいに話したことがあったんです。
 なのに、あるとき彼氏から「あんなオバサンになったら悲惨だよなー」と言われたとき、「それをお前(彼氏)が言うな!」みたいにキレるんです。もともと自分が言ったことだと自覚しながら、それでも自分のことは棚に上げて。

 いくらその主人公にとってデリケートな問題でも、まず先輩に失礼すぎるし、少しくらい反省する部分があっても不思議じゃないのに。
 リアルでさえ少しは反省、自重するのが大半だろうに。
 
 でもこの作品では一事が万事、こういう調子なんです。いつも自分のことばかりで、メインとなる女性達に客観や思いやり、献身といった成熟さが大幅に欠けている。
 仕事も恋愛も尊重する対象ではなくて、基本的に「自分が肩で風を切って歩くための道具」として見ているので、どことなく卑しささえ感じてしまう。

 それを喜劇ではなくて、無理矢理に綺麗なお話に落とし込もうとしているから、気持ち悪いんですね。ナルシスティック過ぎて。

「客観的に見て全然美しくないものがナルシズムに陥っているのは滑稽に見える」と言ったのは三島由紀夫ですが、この言葉を作者と読者の目に練カラシの如く擦り込みたくなります。
 目を覚ませと。いい歳して「女の腐ったようなお話」に浸ってる場合じゃねえぞと。

 センスと絵、独特の力強さで星みっつです。
ムカつく女図鑑 ★★☆☆☆
彼女氏が雑誌で読んでいたので、一緒に見てましたが、いや〜見事にムカつく女子しか出てこない漫画です。
スノビッシュな割に「可哀想な自分が大好き」みたいな
実際に代理店やマスコミには多そうなタイプの人達(笑)を、非常に美化して描いているのが生臭く映りました。
要は主観的過ぎるんですよね。別に君達そんなに美しくも可哀想でも正しくもないですよ、って言うか。
絵の秀麗さは認めますし、社会システムの核心を突いた台詞なんかはポイント高いんですが、全体を覆う「女が過ぎる」ナルシズムが
そういった長所を曇り眼鏡で見させてしまう印象です。
(働く現代女性の為の)プロレタリア作品としてはある種正鵠なんでしょうが、
もう少し作者がキャラや世界観に対して客観性を保ってくれたら、もっとフラットに楽しめる漫画になった様に思います。

まあ、読んだ俺が悪かった、って感じなんですが笑

男スイッチ、入り… ではなく、あくまで女のままで… ★★★★☆
安野モヨコの描く女性は、ほとんど男化していて
(働きマンの「男スイッチ入ります」とか、まさに!)、
そうすることにより、男女の境界を無くしているような感じだけど
おかざき真里の場合は、女性が女性であることを維持しながら
別の力で男性の横に並んでる、という印象です。
初期短編の作中にも「女の子の世界‥」とか「女は強いのよ‥」とか
ずいぶん意識的に「女」ということを、敢えて重ね重ね主張し続けている。
そういう意味では男である僕としては『働きマン』よりも『サプリ』の方が
より遠い位置にあるものとして、新鮮と言えば新鮮と言えます。
ただ、働き方や、職場人間関係の構築の仕方、その中でのキャラクターの考え方
などは、やはり『働きマン』の方に共感してしまうことは多いし、また
構成の上手さなどもやはり差は感じてしまいます。
しかし、この人がしばしば描く、独特の美意識に満ちた
象徴的な表現は素晴らしく上手いですね。
ひとつひとつの画面構成も、見やすいし美しいしで
一枚絵として見ても秀逸です。
多摩美卒→広告業界勤務ということで「絵」への意識が強いのでしょうか。
漫画家として大きな武器であり、魅力であり
それは一見の価値、おおいにアリです。
ドラマとは別物ですよ。 ★★☆☆☆
まず最初に忠告しておくべき事が・・・。
ドラマを見てこの作品が好きになった方には面白くないかもしれません。
特に亀梨君のファンには。
ドラマは原作とタイトルを同じにしただけで、全く別の作品です。
こちらにはドラマにいる可愛いバイト君はいません
(同じ名前の人はいますが設定が全く違います)。
内容も幼稚なドラマよりずっと大人びています。

お陰で原作のこの漫画が好きな方はドラマを受け入れられないし、
ドラマを見て原作に興味を持った方には漫画が受け入れられない。
そんな現象が今までのドラマ化作品より多く感じます。


この漫画そのものは私が同年代という事もあり、主人公と共感出来る悩みや考えが
結構あります。
働いている20代の女性は「こんな風に大変なのは皆一緒なんだ」的な
安心感みたいなものを得られるかもしれません(笑)。
お値段がちょっと高いですが・・・^^;
逆に働いた事のない方には面白くないかもしれません。
入り込めない。 ★☆☆☆☆
コマ割のわざとらしい躍動感が不愉快。 仕事の現場のリアリティー云々より、人間関係が学校みたいで、洗練されてるっぽい会話も正直ダサい。 妙なフェミニズムも読んでてムカつくし、主人公は27にもなってこんな世界観・・・・・・。 うーん、と言うか、一言「嫌い!」と言いたくて、書いてしまいました。