ハッピーエンド☆
★★★★☆
こう生きてると優劣って簡単につきます。
お金がある・貧しい、運動ができる・できない、勉強ができる・できない、容姿が良い・見栄えが悪...etc
誰かが優れているってことは、その反対をみると比較的出来ない人が生まれるのは絶対といっていいでしょう。
その時、その何かが苦手な人が同じ様な人ばっかりでグループを作ってみる?そうすると、またその中で同じ様に優劣がつく。一方で、出来る人が似たような人同士でグループを作ると、またその中でも同様にヒエラルキー的な優劣を認める構造が生まれる。
さて、こういった社会で気持ち良く過ごすには?
僕は個人的にですが、自分が誰かより優れている必要はないと思っています。気持ちよく過ごせればそれで十分じゃないですか?
さて、この物語で主人公は東京の進学校で落ちこぼれ、田舎の高校に編入してくるという話です。結果的に、この環境がよかったのか、絶望から徐々に変化が生まれ、将来にも希望を見出す事ができました。
何がよかったんだろう?
この田舎には認めてくれる人がいたのかな、ってのが読んでて思ったところです。それがきっかけでかは知らないんだけども、自分でも自分のことが認めれるようになる。そうすると希望って生まれますよね。
毎日を気持ちよく過ごすのって、自分の現状を認めてあげたり許してあげたり出来る、それが大切。最終的に、僕はおじいちゃんになって「死にそうだけど、この飯は美味い」ぐらいを言えるようになるのが目標です☆