前回の温泉宿アルバイト編で冬休みは終了して、今回は休み明けの後期テスト期間へと
入るところからお話が始まります。

主人公・ご隠居様への想いをはっきりと自覚したヒロイン。流香さん。この巻では至らない
ものの、いずれご隠居様からの想いに応える決心をつけます。
テストが終わり、ご隠居様はサークルのＯＢであるという男と出会います（表紙下にて
描かれている笑顔の男）。
そして、もう一人。
ご隠居様にとって初恋の人である女の子とも彼は再会を果たします（表紙にてご隠居さま
と肩をくっ付けあっているショートカットの娘）。

作中では流香さんが第１話にてなんで一人で旅行していたのか（二人が衝撃的な出会いを
するに至ったか）、それと彼女の過去の恋愛話などが展開されていきます。


ようやく重なり合えたご隠居様と流香さんの思いは、無事に成就できるのでしょうか。
気になる引き方で次巻へと続きます。

前作のちさポンの時も思いましたが、ここまで登場人物達を苦しめる作者はなかなかいないと思います。
単行本が半年に一回しかでないのにこの展開は僕達読者にとってもかなりキツいです。

せっかく３巻まで面白かったのですが…

前作のように話をドロドロさせてしまったら、
この主人公にした意味がないのでは？