消防法は少しづつ改正されているので、発行年数が新しいテキストの方が
良いのですが実際に受験した結果、本書に載っていない問題も多々ありました。

サブテキストとして使う分には、問題数も多く良いと思いました。

メインでこれだけやってもダメかも？初めて勉強する人には、とっつきにくい本かもしれません。消防設備協会から出てる例題集等やり終えてから、サブで使うといいです。鑑別試験は、今年も市販問題集には出てない問題が出題されてます。

模擬テストなどは、正解だけでなく解説も入れてほしい。
受験の定番シリーズとはいえ、最近の試験では、実技(鑑別)の問1の段階から、消防設備士の参考書や問題集に一切載っていない電気工具の名称や機能を記述させるなどが出題されており、
合格まで中身が合わなくなってきている。
最近の試験内容に合わせるべく、そろそろ、改訂版の出版が必要だと思う。

問題を解きながら知識をつける本です。
各章ごとに解説付きの練習問題が20〜30問と実力テストが15問程度。
さらに巻末には模擬テストと、問題数は非常に多いです。
製図に関する問題も掲載されています。

ただ、解説にはその解答の何が良くて何が悪いかが記載されていない場合が多いです。
実力テストに関しては、今までの練習問題の解説だけではカバーできない問題が多数出題され、
ヒントを見ても、”令状○○条参照”といった具合です。
この本に記載されていないものを参照しろと言われても困ります。
出題する章を間違えている問題も多数見受けられ、イライラしました。

まともな参考書を持っていて、もっと問題を解きたいと言う人には勧められますが、
メインの参考書として使うには心許ないです。

択一、鑑別、製図の問題とも充実してます。私ははじめはもう1冊の問題集を使っていましたが、その問題集では製図の問題が少なかったものでこちらを購入しました。択一の対策はもう1冊で先に行っていましたが…こちらの本1冊でも対策は十分と感じました